特許
J-GLOBAL ID:201003034238260009

仮想計算機システム及びネットワークデバイス共有方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (21件): 鈴江 武彦 ,  蔵田 昌俊 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  風間 鉄也 ,  勝村 紘 ,  河井 将次 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓 ,  市原 卓三 ,  山下 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-163686
公開番号(公開出願番号):特開2010-003257
出願日: 2008年06月23日
公開日(公表日): 2010年01月07日
要約:
【課題】バッファのデータのコピーによるオーバヘッドを招くことなく、複数のゲストOSがネットワークデバイスを共有できるようにする。【解決手段】VMM20は、物理計算機1のメモリ12に確保される共有メモリ領域120を用いて共有メモリ32を構築する。共有メモリ32には、ネットワークデバイス13を介してのデータ転送に用いられるバッファが配置される。ネットワークドライバ310-1〜310-3は、自身が動作するゲストOSがマスターゲストOSである場合、バッファに格納された受信データを、ネットワークデバイス13からの受信完了割り込みに応じて宛先のゲストOSによって受信させ、マスターゲストOSからの送信要求または当該マスターゲストOS以外のゲストOSからの送信要求割り込みに応じて、バッファに格納された送信データをネットワークデバイス13によってネットワーク2へ送信させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
CPU、メモリ及びネットワークデバイスを含む物理計算機上で動作して、複数のゲストOSがそれぞれ動作可能な仮想計算機実行環境を構築する仮想計算機マネージャと、 前記複数のゲストOS上でそれぞれ動作する複数のネットワークデバイスドライバであって、自身が動作するゲストOSがマスター権を有するマスターゲストOSである場合、前記ネットワークデバイスからの割り込みを処理する複数のネットワークデバイスドライバと、 前記メモリに確保される共有メモリ領域を用いて前記仮想計算機マネージャによって構築され、前記複数のゲストOS及び前記複数のネットワークデバイスドライバからアクセス可能な共有メモリであって、前記ネットワークデバイスによってネットワークから受信された受信データを一時格納すると共に、前記複数のゲストOSのいずれかから転送された送信データを一時格納するためのバッファが確保された共有メモリとを具備し、 前記複数のネットワークデバイスドライバの各々は、 自身が動作するゲストOSが前記マスターゲストOSである場合、前記受信データが前記バッファに格納されたことを通知するための前記ネットワークデバイスからの受信完了割り込みに応じて、当該受信データを当該受信データの宛先のゲストOSによって受信させる受信処理手段と、 自身が動作するゲストOSが前記マスターゲストOSである場合、当該マスターゲストOSからの送信要求または当該マスターゲストOS以外のゲストOSからの送信要求割り込みに応じて、前記バッファに格納された前記送信データを前記ネットワークデバイスによって前記ネットワークへ送信させる送信処理手段とを含む ことを特徴とする仮想計算機システム。
IPC (2件):
G06F 9/50 ,  G06F 9/46
FI (2件):
G06F9/46 465Z ,  G06F9/46 350
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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