特許
J-GLOBAL ID:201003038522485083

母線保護継電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-052323
公開番号(公開出願番号):特開2010-207032
出願日: 2009年03月05日
公開日(公表日): 2010年09月16日
要約:
【課題】保護領域の外部事故発生により、所定時間の間、動作出力がロックされたとしても、このロック期間に保護領域の内部事故へ進展した場合には、設定されたロック時間を短縮して高速に動作出力を送出する母線保護継電装置を提供する。【解決手段】動作出力阻止手段16および進展事故検出手段17を有している。動作出力阻止手段16は、事故検出手段14と外部判別手段15の出力条件の成立により動作出力のロック時間を設定し、このロック時間の間、動作出力をロックする。進展事故検出手段17は動作出力阻止手段16の出力条件の成立により演算起動し、外部事故から内部事故への進展を検出して、ロック時間を短縮する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電力系統の各端子電流を所定の時間間隔でサンプリングし、これをディジタルデータに変換し、これらのディジタルデータを用いて保護領域における事故の発生を識別して判定を行う母線保護継電装置であって、前記ディジタルデータを用いて前記保護領域での動作量と抑制量を算出し所定の比率差動演算により母線の内部事故を判定する比率差動演算手段と、前記ディジタルデータを用いて当該電力系統における事故検出を行う事故検出手段と、前記ディジタルデータを用いて前記保護領域での動作量の変化分と抑制量の変化分との比の関係から前記保護領域の外部事故を検出する外部判別手段とを有する母線保護継電装置において、 前記事故検出手段と前記外部判別手段の出力条件の成立により動作出力のロック時間を設定し、前記ロック時間の間、動作出力をロックする動作出力阻止手段と、 前記動作出力阻止手段の出力条件の成立により演算起動し、前記ディジタルデータを用いて前記保護領域での動作量の変化分と抑制量の変化分との比の関係から前記保護領域の外部事故から内部事故への進展を検出して、前記ロック時間を短縮するためのロック時間短縮出力を前記動作出力阻止手段に対し送出する進展事故検出手段とを備えたことを特徴とする母線保護継電装置。
IPC (2件):
H02H 3/28 ,  H02H 7/22
FI (3件):
H02H3/28 R ,  H02H3/28 U ,  H02H7/22 A
Fターム (6件):
5G047AA07 ,  5G047BA04 ,  5G047BB01 ,  5G047BB03 ,  5G047CA03 ,  5G047CB03
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 母線保護リレ-
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-391539   出願人:三菱電機株式会社
  • 母線保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-121410   出願人:株式会社東芝, 東芝システムテクノロジー株式会社
  • 差動保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-187648   出願人:三菱電機株式会社
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審査官引用 (6件)
  • 母線保護リレ-
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-391539   出願人:三菱電機株式会社
  • 母線保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-121410   出願人:株式会社東芝, 東芝システムテクノロジー株式会社
  • 差動保護継電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-187648   出願人:三菱電機株式会社
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