特許
J-GLOBAL ID:201003044179198898

起毛経編布帛

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 茂雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-175325
公開番号(公開出願番号):特開2010-013766
出願日: 2008年07月04日
公開日(公表日): 2010年01月21日
要約:
【課題】ニードルループ面が起毛されていて凹凸模様や捺染模様を鮮明に描出することが出来、耐摩耗性に優れ、椅子張地等に使用してピリングの発生がなく、パイル面に樹脂組成物や接着剤を塗布して人工皮革の原布としても使用し得る起毛経編布帛を得る。【解決手段】フロント筬とバック筬との少なくとも2枚筬によって、バック筬で編み込むバック編糸12のシンカーループ32を1針振りとし、バック筬以外の少なくとも1枚の筬で編み込む編糸11のシンカーループ31を多針振りとして編成された経編地のバック編糸を多針振りの編糸よりも大きく熱収縮させてからニードルループ面を起毛して多針振りの編糸による起毛毛羽を形成する。バック編糸12を無捲縮繊維に成るマルチフィラメント糸とし、多針振り編糸11を単繊維繊度1.2dtex以下のマルチフィラメント糸とし、バック編糸の単繊維繊度を多針振り編糸の単繊維繊度よりも太くするとよい。【選択図】図2
請求項(抜粋):
(a) 編成される経編地のニードルループ面側に位置するバック筬を第1筬とし、バック筬よりも経編地のシンカーループ面側に位置するバック筬以外の何れかの他の筬との少なくとも2枚の筬で編成され、 (b) 第1筬であるバック筬に通されたバック編糸(12)が、1針振りのシンカーループ(32)を形成して編み込まれ、 (c) バック筬以外の何れかの他の筬に通された何れかの編糸(11)が2針振り以上の多針振りのシンカーループ(31)を形成して編み込まれており、 (d) 1針振りのシンカーループ(32)を形成しているバック編糸(12)が、経編地の編成後に熱収縮しており、 (e) その1針振りのバック編糸(12)の熱収縮率が、バック筬以外の何れかの他の筬に通されて多針振りのシンカーループを形成している多針振り編糸(11)の熱収縮率よりも大きく、 (f) 経編地のニードルループ面に起毛処理が施されており、 (g) 経編地のニードルループ面が、バック筬以外の何れかの他の筬に通されて多針振りのシンカーループを形成している多針振り編糸(11)の起毛毛羽に覆われたパイル面を構成している起毛経編布帛。
IPC (2件):
D04B 21/02 ,  D06C 11/00
FI (2件):
D04B21/02 ,  D06C11/00 Z
Fターム (33件):
3B154AB21 ,  3B154AB27 ,  3B154BA25 ,  3B154BB58 ,  3B154BC37 ,  3B154DA13 ,  4F055AA01 ,  4F055AA02 ,  4F055AA13 ,  4F055AA18 ,  4F055AA27 ,  4F055BA02 ,  4F055BA11 ,  4F055CA15 ,  4F055DA07 ,  4F055EA03 ,  4F055EA04 ,  4F055EA11 ,  4F055EA16 ,  4F055EA23 ,  4F055EA31 ,  4L002AA07 ,  4L002AB02 ,  4L002AC02 ,  4L002AC07 ,  4L002CA01 ,  4L002CA03 ,  4L002DA01 ,  4L002DA02 ,  4L002DA04 ,  4L002EA00 ,  4L002FA00 ,  4L002FA01
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • バックスキン調布帛
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-297641   出願人:株式会社川島織物
  • 起毛経編地
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-143562   出願人:株式会社川島織物
  • 特公昭60-007741
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審査官引用 (4件)
  • 特公昭60-007741
  • 起毛経編地
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-143562   出願人:株式会社川島織物
  • カーテン地
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-174601   出願人:株式会社川島織物
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