特許
J-GLOBAL ID:201003044222586880

固体酸化物形燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-083066
公開番号(公開出願番号):特開2010-238417
出願日: 2009年03月30日
公開日(公表日): 2010年10月21日
要約:
【課題】可燃性ガスが発電室に過剰に残留することを抑制しつつ発電運転を停止できる固体酸化物形燃料電池システムを提供する。【解決手段】スタック1の発電運転を停止させるにあたり、燃料原料および改質水を改質器2に供給させてアノードガスを生成させると共に水蒸気改質反応の吸熱により発電室32を吸熱させる吸熱操作と、発電室32にカソードガスを供給させる空冷操作とを実行する。その後、スタック1の温度が第1閾値温度T1に到達したら、吸熱操作および空冷操作を停止させ、且つ、改質水を改質器2に供給させて水蒸気を生成させ、水蒸気を発電室32に溜めると共にアノードガスまたは燃料原料を発電室32およびスタック1から排出させる水蒸気溜め操作を実行する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
改質水を蒸気化させて水蒸気により燃料原料を水蒸気改質させて水素を含有するアノードガスを生成させる改質器と、前記改質器で生成されたアノードガスが供給されるアノードとカソードガスが供給されるカソードとを有する固体酸化物形の燃料電池のスタックと、前記スタックおよび前記改質器を収容する発電室を有する断熱壁と、前記改質器に接続され液相状の改質水を前記改質器に供給する改質水供給通路と、前記改質器に接続され燃料原料を前記改質器に供給する燃料原料供給通路と、前記スタックの発電を制御する制御部とを具備しており、 前記制御部は、 前記スタックの発電運転を停止させるにあたり、 燃料原料および改質水を改質器に供給させて水蒸気改質反応により水素を含有するアノードガスを生成させると共に前記水蒸気改質反応により前記発電室を吸熱させる吸熱操作と、前記発電室にカソードガスを供給させて前記スタックを冷却させる空冷操作とを含むスタック冷却処理を実行し、 その後、前記スタックの温度が低下して第1閾値温度T1に到達したら、前記吸熱操作および前記空冷操作を停止させ、且つ、改質水を前記改質器に供給させて水蒸気を生成させ、水蒸気を前記発電室に溜めると共にアノードガスまたは燃料原料を前記発電室および前記スタックから排出させる水蒸気溜め操作を実行する固体酸化物形燃料電池システム。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/12 ,  H01M 8/06
FI (6件):
H01M8/04 Y ,  H01M8/12 ,  H01M8/06 G ,  H01M8/04 Z ,  H01M8/06 W ,  H01M8/04 T
Fターム (9件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027BA01 ,  5H027DD05 ,  5H027KK46 ,  5H027MM03 ,  5H027MM08 ,  5H027MM12 ,  5H027MM26
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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