特許
J-GLOBAL ID:201003046191163644

冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 前田 弘 ,  竹内 宏 ,  嶋田 高久 ,  竹内 祐二 ,  今江 克実 ,  藤田 篤史 ,  二宮 克也 ,  原田 智雄 ,  井関 勝守 ,  関 啓 ,  杉浦 靖也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-295597
公開番号(公開出願番号):特開2010-121849
出願日: 2008年11月19日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】2つの蒸発器において冷媒の蒸発温度が互いに異なる冷凍サイクルを行う冷凍装置において、圧縮機構の各圧縮機で冷凍機油が不足する事態が生じることを回避しつつ、冷凍装置の運転効率の低下を抑制することにある。【解決手段】コントローラ(110)は、庫内熱交換器(64a)における蒸発温度が室内熱交換器(54)における蒸発温度よりも低くなる冷凍サイクルの実行中に、第1動作と第2動作とを交互に行う。第1動作中のコントローラ(110)は、第2室外膨張弁(67)を開状態に設定して第1固定側操作弁(38b)を閉状態に設定する。第2動作中のコントローラ(110)は、第1固定側操作弁(38b)を開状態に設定すると共に第2室外膨張弁(67)を通過後の冷媒の圧力が第1固定圧縮機(14b)の中間圧の圧縮室(73)の内圧以上になるように第2室外膨張弁(67)の開度を第1動作時よりも拡大する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
第1圧縮機(14a)及び第2圧縮機(14b)を有する圧縮機構(40)と第1蒸発器(64)と第2蒸発器(54)とが設けられて、第1蒸発器(64)における冷媒の蒸発温度が第2蒸発器(54)における冷媒の蒸発温度よりも低くなって第1蒸発器(64)で蒸発した冷媒を第1圧縮機(14a)が吸入して第2蒸発器(54)で蒸発した冷媒を第2圧縮機(14b)が吸入する冷凍サイクルを行う冷媒回路(4)を備えた冷凍装置であって、 上記冷媒回路(4)には、上記第1圧縮機(14a)の中間圧の圧縮室(73)及び上記第2圧縮機(14b)の中間圧の圧縮室(73)に接続されたインジェクション通路(30)と、該インジェクション通路(30)において該第1圧縮機(14a)に接続する第1分岐通路(30a)と該第2圧縮機(14b)に接続する第2分岐通路(30b)とに分岐する箇所の上流に配置された注入側減圧弁(67)と、上記第2分岐通路(30b)に配置された分岐側操作弁(38b)と、上記圧縮機構(40)から吐出された冷媒から冷凍機油を分離する油分離手段(36)と、該油分離手段(36)で分離された冷凍機油を上記インジェクション通路(30)を介して上記第1圧縮機(14a)及び上記第2圧縮機(14b)へ戻すための油戻し通路(46)と、が設けられ、 上記冷凍サイクルの実行中に、上記注入側減圧弁(67)を開状態に設定すると共に上記第2分岐通路(30b)の分岐側操作弁(38b)を閉状態に設定する第1動作と、該分岐側操作弁(38b)を開状態に設定すると共に上記インジェクション通路(30)における注入側減圧弁(67)を通過後の冷媒の圧力が上記第2圧縮機(14b)の中間圧の圧縮室(73)の内圧以上になるように上記注入側減圧弁(67)の開度を上記第1動作中よりも拡大する第2動作とを交互に行う制御手段(110)を備えていることを特徴とする冷凍装置。
IPC (3件):
F25B 1/00 ,  F25B 5/02 ,  F25B 43/02
FI (5件):
F25B1/00 311D ,  F25B5/02 530B ,  F25B43/02 A ,  F25B1/00 371B ,  F25B1/00 361P
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-377703   出願人:ダイキン工業株式会社
  • 冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-376282   出願人:ダイキン工業株式会社

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