特許
J-GLOBAL ID:201003046306921122
オリゴメリックプロシアニジン(OPC)の測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (10件):
特許業務法人浅村特許事務所
, 浅村 皓
, 浅村 肇
, 金森 久司
, 長沼 暉夫
, 池田 幸弘
, 梶原 斎子
, 新村 守男
, 長瀬 裕子
, 井上 洋一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2007068842
公開番号(公開出願番号):WO2008-038726
出願日: 2007年09月27日
公開日(公表日): 2008年04月03日
要約:
黒大豆皮エキス(Black Soy Bean Hull Extract)等の天然物、飲食物、医薬品及び/又は化粧品中に含まれるオリゴメリックプロシアニジン(OPC)の総含有量および/又は平均重合度定量する新規で簡便な方法を提供する。また、健康食材としてのOPCの規格設定方法を提供する。 固定相として順相デキストラン系カラムを用い、流動相として酸性化エタノール、濃度勾配を付けたエタノール及びアセトンを用いるカラムクロマトグラフィーに試料を供して、各流動相による溶離液を採取し、次いで得られた各分画をチオール分解し、生じたエピカテキンとエピカテキンチオエーテルの各分画における含有量を測定し、得られた各分画のエピカテキンとエピカテキンチオエーテルの含有量から、所定の計算式に従って、試料中のOPCの総重量及び/又は平均重合度を算出する。
請求項(抜粋):
試料中に含まれる、オリゴメリックプロシアニジン(以下OPCという)の総含有量および/又は平均重合度を定量する方法であって、
固定相として順相デキストラン系カラムを用い、流動相として酸性化エタノール、濃度勾配を付けたエタノール及びアセトンを用いるカラムクロマトグラフィーに、該試料を供して、各流動相による溶離液を採取し、
次いで得られた各分画をチオール分解に供した後、生じたエピカテキン及びエピカテキンチオエーテルの各分画における含有量を測定し、
得られた各分画のエピカテキンとエピカテキンチオエーテルの含有量から、下記式(1)乃至(3)に従って、該試料中のOPCの総重量及び/又は平均重合度を算出する、方法。
<式1>
各分画中のOPCの含有量(g)=X+(Y×290.27/366.39)・・・(1)
[式中、Xは各分画中のエピカテキン(分子量:290.27)の含有量(g)を表し、Yは各分画中のエピカテキンチオエーテル(分子量:366.39)の含有量(g)を表す]
<式2>
試料中のOPCの含有量(g)=式(1)の各分画(アントシアニン分画及びモノマー分画を除く)中のOPC含有量の総和(g)・・(2)
<式3>
試料中のOPCの平均重合度={各分画(アントシアニン分画及びモノマー分画を除く)中のエピカテキンチオエーテルの含有量の総和(g)/366.39}/{各分画(アントシアニン分画及びモノマー分画を除く)中のエピカテキンの含有量の総和(g)/290.27)}+1・・・(3)
IPC (5件):
G01N 30/88
, G01N 30/26
, G01N 30/34
, G01N 30/86
, G01N 30/84
FI (6件):
G01N30/88 C
, G01N30/88 101N
, G01N30/26 A
, G01N30/34 E
, G01N30/86 J
, G01N30/84 A
引用特許:
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