特許
J-GLOBAL ID:201003048354579188

印刷用塗被紙およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-331951
公開番号(公開出願番号):特開2010-150717
出願日: 2008年12月26日
公開日(公表日): 2010年07月08日
要約:
【課題】本発明は、平滑性、塗料被覆性に優れた印刷用塗被紙を安価に提供するものである。【解決手段】本発明は、原紙上の少なくとも片面に顔料と接着剤を主成分とする塗被層を2層以上設ける印刷用塗工紙において、該原紙に使用される漂白パルプの50%以上が、ユーカリ材もしくはアカシア材を原料とし、蒸解液を分割添加するクラフト蒸解法でパルプ化され、さらにオゾン漂白段を含む多段漂白処理工程で製造された漂白パルプであり、かつ該塗被層の最外層に、顔料として、クラフトパルプ製造時に生成される緑液を、生石灰または生石灰を水酸化ナトリウム含有液と反応させて得た消和液で苛性化し、生成する石灰スラッジを固液分離後水洗して粉砕処理を行って製造された軽質炭酸カルシウムを含有することを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
原紙の少なくとも片面に顔料と接着剤を含有する塗被層を1層以上設けた印刷用塗被紙において、該原紙に使用される漂白パルプの50%以上がユーカリ材もしくはアカシア材を原料とするものであり、該漂白パルプが蒸解液を分割添加するクラフト蒸解法でパルプ化され、さらにオゾン漂白段を含む多段漂白処理工程で製造されたパルプであって、かつ該塗被層の最外層に、顔料としてクラフトパルプ製造時に生成される緑液を、生石灰または生石灰を水酸化ナトリウム含有液と反応させて得た消和液で苛性化し、生成する石灰スラッジを固液分離後水洗して粉砕処理を行って製造された軽質炭酸カルシウムを含有することを特徴とする印刷用塗被紙。
IPC (3件):
D21H 19/38 ,  D21H 17/01 ,  D21H 19/80
FI (3件):
D21H19/38 ,  D21H17/01 ,  D21H19/80
Fターム (22件):
4L055AA03 ,  4L055AC06 ,  4L055AD08 ,  4L055AG12 ,  4L055AH02 ,  4L055AH37 ,  4L055AJ04 ,  4L055BB18 ,  4L055BB22 ,  4L055BC07 ,  4L055BE08 ,  4L055BE09 ,  4L055CD08 ,  4L055CE71 ,  4L055CF01 ,  4L055CH02 ,  4L055CH12 ,  4L055EA04 ,  4L055FA12 ,  4L055FA14 ,  4L055FA15 ,  4L055GA19
引用特許:
出願人引用 (5件)
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