特許
J-GLOBAL ID:201003048675134870

潜熱蓄熱装置を具備した圧縮式ヒ-トポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-336068
公開番号(公開出願番号):特開2010-139232
出願日: 2008年12月15日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
【課題】圧縮式ヒ-トポンプ機器の小型化の手段として、潜熱蓄熱素材固有の性状を応用した潜熱蓄熱装置を用いて、単位当たり保有熱容量の優位性や一定の温度で吸収/放熱を行う特徴を温度基軸にして、該ヒ-トポンプに係る負荷の軽減とCOPの向上や寒冷地での使用上の利便性を付加する。【解決手段】大気温度と潜熱蓄熱材で演出する温度特性を基準に熱サイクルを行う圧縮型ヒ-トポンプである。圧縮機から凝縮器に至る経路に潜熱蓄熱装置を経由する熱流体と熱交換する熱交換器を設け、温度検出値により該熱循環の温度制御を指示する調節盤を有する。熱交換器の熱流体の流量を調整したり、大気熱を効率よく回収して小型で大容量の潜熱蓄熱装置に熱として蓄え、負荷に対応する。圧縮機の仕事を軽減するサイクルにより、従来に比べてCOPを25%以上向上する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
潜熱固有の定常温度で熱の吸放熱を行う潜熱蓄熱材を有する熱交換型潜熱蓄熱装置(8)を具備した圧縮式ヒ-トポンプである。冷媒ガス液を熱源とした熱を圧縮する圧縮機(2)と、該圧縮機(2)から吐出の高圧高温冷媒は放熱器(3)て被加熱流体との熱交換で、前記被加熱流体を加熱し、膨張弁(5)を介して分離層(4)の冷媒液を効率よく圧送・拡散と蒸発器(6)による蒸発低温で大気熱(7)を吸収する。かかる冷媒を熱交換機(1)で被加熱流体の担持する余熱を熱交換で熱吸収して、圧縮機(2)に到る経路を示す冷媒の環状プロセスAと。 かかる定常余熱を担持する被加熱流体は前記熱交換機(1)及び温度調整(11)を介して余熱処理により、放熱器(3)、潜熱蓄熱装置(8)で吸放熱を効率的に熱還流を行う被加熱流体の環状を示すプロセスBと。 プロセスAとプロセスBの回路により構成され、潜熱蓄熱材の放熱及び蓄熱温度を基軸にして、大気熱の吸収と確保に係るプロセスA及びBに示す各セクションの温度・圧力・流量のシグナルを制御デ-タプログラムを介して、一元的に指示を行う調整装置で構成する圧縮式ヒ-トポンプ熱サイクルシステムに関する。
IPC (1件):
F25B 1/00
FI (2件):
F25B1/00 399Y ,  F25B1/00 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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