特許
J-GLOBAL ID:201003051039216060

斜面の表土変位量算出方法及び防災情報システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-284245
公開番号(公開出願番号):特開2010-112035
出願日: 2008年11月05日
公開日(公表日): 2010年05月20日
要約:
【課題】自宅裏の斜面崩壊予知を一般住民がインターネットを通じて行えるようにする。【解決手段】斜面の勾配をθとすると、K={(断面形状係数α×tanθ)×(緩み層厚D×緩み係数δ×X+平面形状係数β×雨量P×Y)-(樹種係数λ×樹齢係数μ+土塊の摩擦係数τ)}・・・式1で表せる係数モデルを用いて地質構造係数Xと水文係数Yを、過去2回の降雨履歴を基に、表土変位量算出モデルを作成し、将来の雨量に対する斜面の不安定度Kを二乗して表土変位量ε求める手段をインターネットで提供し、一般住民が雨量情報に対する自宅裏の斜面の表土変位量ε推定することを可能にする。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
斜面の表土の不安定度Kを、 断面形状係数α×斜面の表土底面の傾斜角θ(度)の正接関数で示される地形量Gと、斜面の表土厚さD(m)×緩み係数δ×地質構造係数Xに、平面形状係数β×雨量P×水文係数Yで求めた重心移動量Δhを加えた地質量Q、との積からなる不安定総量から、 樹種係数λ×樹齢係数μで表す植生量S+表土を構成する土塊間の摩擦係数τで求めた安定総量を、差し引いた K={(α×tanθ)×(D×δ×X+β×P×Y)-(λ×μ+τ)}・・・式1で求め、 過去の崩壊事例から不安定度K2=斜面の表土変位量ε(cm)に近くなるように比較演算して各係数を決定した本式を組み込んだプログラムを、インターネット上のウェブサーバで運用し、一般利用者が評価対象斜面の位置情報と地形や植生など斜面のデータをサーバー内のデータベースに登録しておけば、自動的に近傍の雨量情報を参照して式1に基づいてリアルタイムに評価対象斜面の表土変位量εを計算する一般斜面を対象とした表土変位量算出方法。
IPC (3件):
E02D 17/20 ,  G08B 31/00 ,  G01V 1/00
FI (3件):
E02D17/20 106 ,  G08B31/00 B ,  G01V1/00 Z
Fターム (9件):
2D044EA07 ,  5C087AA04 ,  5C087AA19 ,  5C087BB11 ,  5C087BB74 ,  5C087DD02 ,  5C087FF01 ,  5C087FF04 ,  5C087GG14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
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引用文献:
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