特許
J-GLOBAL ID:201003052315641701

静止型流体混合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松尾 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-020537
公開番号(公開出願番号):特開2010-149120
出願日: 2010年02月01日
公開日(公表日): 2010年07月08日
要約:
【課題】超微細でかつ均一な気泡の生成などの処理を施すことができると共に圧力損失の小さい静止型流体混合装置を提供すること。【解決手段】混合ユニットは、筒状のケーシング本体内にその軸線方向に間隔を開けて複数配置すると共に、隣接する混合ユニットとケーシング本体とで流路成形用空間を形成し、各混合ユニットには、前記混合流路の終端部と連通する環状流出路を形成すると共に、同環状流出路は全周にわたって略一定間隔にてリング状に開口させて、同環状流出路の終端開口部を上記流路成形用空間と接続する流出口となし、同流路形成用空間内には、前記混合流路を通過した流体が、リング状に開口する流出口の全周から略均等に流出して、ケーシング本体の軸芯側に流動して集合する集合流路が形成されるようにしている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
中央部に流体の流入口を形成した板状の第1混合エレメントに、板状の第2混合エレメントを対向させて配置すると共に、両混合エレメントの間に、上記流入口から流入した流体を放射線方向に流動させて分流させる複数の分流部と、分流部で分流された流体を放射線方向に流動させて合流させる複数の合流部とを具備する混合流路を形成した混合ユニットを構成し、混合ユニットには、前記混合流路を通過した流体を流出させる流出口を設けている静止型流体混合装置であって、 前記第1混合エレメントは、板状に形成したエレメント本体の一側面の周縁部に、周壁部を全周にわたって突出状に一体的に形成して、周壁部とエレメント本体とで凹み部を形成し、 前記凹み部内には、前記第2混合エレメントを上記エレメント本体と対面状態に配置して、第1混合エレメントの周壁部の内周面と第2混合エレメントの外周端面との間に、全周にわたって略一定間隔にてリング状に開口する環状流出路を形成し、環状流出路の終端開口部を流出口となして混合ユニットを構成し、 前記混合ユニットは、筒状のケーシング本体内にその軸線方向に間隔を開けて複数配置すると共に、ケーシング本体の内周面と第1混合エレメントの周壁部の外周面とを密着状態に面接触させて、隣接する混合ユニットとケーシング本体とで上記環状流出路と連通する流路形成用空間を形成し、 前記流路形成用空間内には、前記混合流路を通過した流体が、リング状に開口する流出口の全周から略均等に流出して、ケーシング本体の軸芯側に流動して集合する集合流路が形成されるようにしていることを特徴とする静止型流体混合装置。
IPC (3件):
B01F 5/00 ,  B01F 3/04 ,  B01F 3/12
FI (3件):
B01F5/00 D ,  B01F3/04 Z ,  B01F3/12
Fターム (5件):
4B036LT01 ,  4G035AB04 ,  4G035AB44 ,  4G035AC04 ,  4G035AE13
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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