特許
J-GLOBAL ID:201003055354963421
工作機械の振動抑制方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
石田 喜樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-277139
公開番号(公開出願番号):特開2010-105073
出願日: 2008年10月28日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】負荷の大きい繰り返し計算を行うことなく、びびり振動を効果的に抑制できる最適回転速度を容易且つ高精度に求める。【解決手段】主軸に工具を装着して工具或いはワークのモーダルパラメータを求め(S1,2)、モーダルパラメータ及び加工条件に基づいて、びびり周波数と位相差との関係を近似式として生成する(S3)。加工開始後、びびり振動が発生したら(S7)、近似式を用いて目標位相差に対応するびびり周波数を求め、当該びびり周波数と工具刃数及び主軸回転速度とに基づいて最適回転速度を演算し(S8)、その最適回転速度に従って主軸の回転速度を変更する(S9)。【選択図】図4
請求項(抜粋):
工具又はワークを回転させる回転軸を備えた工作機械において、前記ワークを加工する際に生じるびびり振動を抑制するための振動抑制方法であって、
下記の式の小数部分を位相情報としたとき、
前記回転軸に前記工具を装着し、前記工具又はワークのモーダルパラメータを求める第1ステップと、
前記モーダルパラメータ及び加工条件に基づいて、びびり周波数と前記位相情報との関係を近似式として演算する第2ステップと、
前記びびり振動による時間領域の振動を検出する第3ステップと、
検出した前記振動に基づいて、びびり周波数及び当該びびり周波数における周波数領域の特性値を算出する第4ステップと、
算出した前記特性値が所定の閾値を超えた場合に、前記近似式を用いて、目標として選択した前記位相情報に対応するびびり周波数を求め、当該びびり周波数及び工具刃数を用いて最適回転速度を演算する第5ステップと、
を実行することを特徴とする工作機械の振動抑制方法。
式:60×びびり周波数/(工具刃数×回転軸回転速度)
IPC (3件):
B23Q 15/12
, B23Q 17/12
, G05B 19/416
FI (3件):
B23Q15/12 A
, B23Q17/12
, G05B19/416 F
Fターム (16件):
3C001KA07
, 3C001KB04
, 3C001TA06
, 3C001TB08
, 3C001TC05
, 3C269AB01
, 3C269AB05
, 3C269BB01
, 3C269BB05
, 3C269CC01
, 3C269CC17
, 3C269DD01
, 3C269EF35
, 3C269MN09
, 3C269MN26
, 3C269QB03
引用特許: