特許
J-GLOBAL ID:201003058166346511

表面増強ラマン分光法(SERS)活性粒子を使用するアッセイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-501110
公開番号(公開出願番号):特表2010-537155
出願日: 2008年03月20日
公開日(公表日): 2010年12月02日
要約:
本明細書では、液体ベースアッセイ、磁気捕捉アッセイ、アッセイにおいてシグナル増幅を行うための微小粒子-ナノ粒子サテライト構造、標的の増強検出に有用な複合SERS活性粒子、ならびに試料チューブおよびそれを使用するためのプロセスを含む、表面増強ラマン分光法(SERS)活性粒子を使用する診断アッセイが開示されている。
請求項(抜粋):
(a)1つまたは複数の分析対象を含むことが疑われる生体試料を用意するステップと、 (b)前記生体試料を、 (i)前記1つもしくは複数の分析対象に対して親和性を有する少なくとも1つの特異的結合要素および少なくとも1つのSERS活性レポーター分子が会合している1つもしくは複数のSERS活性ナノ粒子、ならびに前記1つもしくは複数の分析対象に対して親和性を有する少なくとも1つの特異的結合要素および検出可能なシグナルを発生することができる少なくとも1つの基準標識が会合している1つもしくは複数の磁気捕捉粒子を含み、前記SERS活性ナノ粒子と会合している前記結合要素が前記磁気捕捉粒子と会合している前記結合要素と同じであるか、もしくは異なるものとすることができる試薬が中に配置されるか、または (ii)前記試料を中に配置する前に、もしくは配置したと同時に、もしくは配置した後に配置されるステップ(b)(i)の前記試薬が中に配置されるように適合された アッセイ容器に配置するステップと、 (c)前記1つまたは複数の分析対象が前記生体試料中に存在する場合に前記生体試料を一定期間インキュベートして、磁気捕捉粒子-分析対象-SERS活性ナノ粒子複合体を形成するステップと、 (d)前記磁気捕捉粒子-分析対象-SERS活性ナノ粒子複合体を磁場に曝すことで、前記複合体を前記アッセイ容器の局在領域に移動させるステップと、 (e)前記アッセイ容器の前記局在領域に1つまたは複数の波長の入射光を照射して、前記SERS活性ナノ粒子が第1の検出可能なシグナルを発生し、前記基準標識が第2の検出可能なシグナルを発生するように誘導するステップと、 (f)前記SERS活性ナノ粒子の前記第1の検出可能なシグナルと前記基準標識の前記第2の検出可能なシグナルとを比較して、前記生体試料中の前記1つまたは複数の分析対象の存在または量を検出するステップと を含むことを特徴とする、生体試料中の1つまたは複数の分析対象の存在または量を検出するための方法。
IPC (2件):
G01N 21/65 ,  G01N 21/64
FI (2件):
G01N21/65 ,  G01N21/64 F
Fターム (14件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA01 ,  2G043EA01 ,  2G043EA03 ,  2G043HA01 ,  2G043HA05 ,  2G043HA09 ,  2G043JA01 ,  2G043KA01 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
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