特許
J-GLOBAL ID:201003061791418637

合成樹脂成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 敏三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-119318
公開番号(公開出願番号):特開2010-264703
出願日: 2009年05月15日
公開日(公表日): 2010年11月25日
要約:
【課題】キャビティ表面の形状に影響されることなく、温度上昇のムラ無しに金型を急速加熱することが可能であり、成形サイクルを長くすることなく、ウエルドラインの発生を的確防止できるとともに、樹脂の収縮量を成形品の部位ごとに調整することによって、反り制御を的確に行なえる合成樹脂成形用金型を提供することである。【解決手段】金型の入れ子を、キャビティ表面を有する入れ子表部材と、キャビティ表面を有しない入れ子裏部材に分割して構成し、前記入れ子表部材に、前記キャビティ表面の近傍部位を通過する溝を、前記入れ子表部材の裏面側から前記キャビティ表面に向かって形成し、前記溝に電熱ヒータを収容し、前記溝を前記入れ子裏部材で閉塞して、前記電熱ヒータを前記溝の最深部に定置するとともに、前記電熱ヒーターを複数系統に分けて設置し、前記各系統の電熱ヒーターを個別に通電制御して加熱ゾーンごとに異なる温度制御を行なうコントローラー部を具備する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金型がキャビティ空間を有する入れ子と、前記入れ子を支持する母型で構成されており、 前記キャビティ空間に溶融樹脂を充填することによって、キャビティ表面が転写された成 形品を成形する合成樹脂成形用金型において、 金型の入れ子を、キャビティ表面を有する入れ子表部材と、キャビティ表面を有しない入れ子裏部材に分割して構成し、前記入れ子表部材に、前記キャビティ表面の近傍部位を通過する溝を、前記入れ子表部材の裏面側から前記キャビティ表面に向かって形成し、前記入れ子裏部材にリブを突設し、前記溝に電熱ヒータを収容して、前記入れ子表部材と前記入れ子裏部材を組立てるとき、前記溝に嵌合させた前記リブの先端によって前記電熱ヒータを押し、前記電熱ヒータを前記溝の最深部に密着させて定置するとともに、前記電熱ヒーターを複数系統に分けて設置し、前記各系統の電熱ヒーターを個別に通電制御して加熱ゾーンごとに異なる温度制御を行なうコントローラー部を具備させたことを特徴とする合成樹脂成形用金型。
IPC (1件):
B29C 33/02
FI (1件):
B29C33/02
Fターム (8件):
4F202AM36 ,  4F202AR06 ,  4F202CA09 ,  4F202CA11 ,  4F202CA30 ,  4F202CN01 ,  4F202CN18 ,  4F202CN22
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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