特許
J-GLOBAL ID:201003062844656680

オープンラック式気化器の表面保護方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-327511
公開番号(公開出願番号):特開2010-151336
出願日: 2008年12月24日
公開日(公表日): 2010年07月08日
要約:
【課題】オープンラック式気化器の表面を被覆するクラッド層が減少・消滅した部位や、クラッド層が存在していない非クラッド部を補修する表面保護方法を提供する。【解決手段】クラッド層10が減少または消滅した部位(A面、B面)、および非クラッド部(C面)のいずれか一方または両方、ならびにそれらの周囲のクラッド層10(K0面)に対して、クラッド層が存在する部位と存在しない部位の表面粗さ(Rz)が均一でかつ粗くなるように処理を施した後、腐食電位がクラッド層の腐食電位より30〜100mV低いアルミニウム亜鉛合金を溶射して、当初のクラッド層の厚さより薄い溶融アルミニウム亜鉛合金溶射層を形成する。クラッド層の厚さを150〜1000μmとし、溶融アルミニウム亜鉛合金溶射層の厚さを50〜200μmとする形態、均一・粗面化処理後の表面粗さ(Rz)を100μm以上とする形態が望ましい。【選択図】図2
請求項(抜粋):
母材金属表面に、犠牲陽極としてこの母材金属よりも腐食電位が低い金属からなるクラッド層が形成されたオープンラック式気化器において、 クラッド層が減少または消滅した部位、およびクラッド層を形成していない非クラッド部のいずれか一方または両方、ならびにそれらの周囲のクラッド層に対して、 クラッド層が存在する部位と存在しない部位の表面粗さの十点平均粗さ(Rz)が均一でかつ粗くなるように処理を施した後、 腐食電位がクラッド層の腐食電位より30〜100mV低いアルミニウム亜鉛合金を溶射して、 当初のクラッド層の厚さより薄い溶融アルミニウム亜鉛合金溶射層を形成することを特徴とするオープンラック式気化器の表面保護方法。
IPC (3件):
F28F 19/06 ,  C23C 4/06 ,  C23C 4/02
FI (3件):
F28F19/06 A ,  C23C4/06 ,  C23C4/02
Fターム (5件):
4K031AA01 ,  4K031AB02 ,  4K031AB09 ,  4K031BA01 ,  4K031CB37
引用特許:
出願人引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る