特許
J-GLOBAL ID:201003063093993061

基準信号発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大洞 正嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-037464
公開番号(公開出願番号):特開2010-193337
出願日: 2009年02月20日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】演算処理能力の低い安価なCPUを用いても、ホールドオーバー時における位相差を抑制して、保守作業の時間的制限等の自走発振に係わる課題を解決することができる基準信号発生装置を実現する。【解決手段】制御部10は、1PPSが入力されている間に同期型制御電圧信号のレベルを経時的に観測し、記憶する。制御部10は、リファレンス信号の入力断を検出すると、自走用第1制御電圧信号を生成し、電圧制御発振器14へ与える。また該自走用第1制御電圧信号を用いて前記電圧制御発振器を制御している期間において、自走用第2制御電圧信号の算出を開始する。そして前自走用第2制御電圧信号の記算出が完了し次第、自走用制御電圧補正値を算出し、位相差を相殺しながら制御を続ける。以後、H.O.が終了するまで、自走用第N制御電圧信号の算出を繰り返し、高精度な基準周波数信号を発生させる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
外部からのリファレンス信号と電圧制御発振器の出力する基準信号から得られる調整用タイミング信号との位相差を取得し位相差信号を出力する位相比較器と、 前記位相差信号から制御電圧信号を生成するループフィルタと、 前記制御電圧信号に基づいて前記基準信号を発生する電圧制御発振器と、所定の起点時間から所定時間長だけ遡る期間の前記制御電圧信号を記憶する記憶手段と、 前記リファレンス信号の入力断が発生すると、該入力断の時点の制御電圧信号に基づく自走用第1制御電圧信号を生成し、前記制御電圧信号に替えて該自走用第1制御電圧信号を前記電圧制御発振器へ与える制御手段と、を備えた基準信号発生装置であって、 前記制御手段は、 前記自走用第1制御電圧信号を用いて前記電圧制御発振器を制御している期間において、前記入力断の時点から予め設定した時間長まで過去に遡った区間の制御電圧信号の推移に基づく自走用第2制御電圧信号を生成し、前記自走用第1制御電圧信号に替えて該自走用第2制御電圧信号を前記電圧制御発振器へ与えることを特徴とする基準信号発生装置。
IPC (1件):
H03L 7/10
FI (1件):
H03L7/10 D
Fターム (16件):
5J106BB01 ,  5J106CC03 ,  5J106CC21 ,  5J106CC41 ,  5J106CC52 ,  5J106DD09 ,  5J106DD33 ,  5J106DD34 ,  5J106DD35 ,  5J106DD44 ,  5J106EE03 ,  5J106EE09 ,  5J106EE15 ,  5J106GG03 ,  5J106HH03 ,  5J106KK18
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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