特許
J-GLOBAL ID:201003063624147748

アルミニウム多孔質焼結体を有するアルミニウム複合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-135021
公開番号(公開出願番号):特開2010-280951
出願日: 2009年06月04日
公開日(公表日): 2010年12月16日
要約:
【課題】高気孔率の均質なアルミニウム多孔質焼結体と、アルミニウムの箔または板とが一体化された複合体を、容易かつ安価に得ることができるアルミニウム複合体の製造方法を提供する。【解決手段】アルミニウム粉末にチタンおよび/または水素化チタンを含む焼結助剤粉末を混合してアルミニウム混合原料粉末とし、次いでこのアルミニウム混合原料粉末に、水溶性樹脂結合剤、水、可塑剤、炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機溶剤を添加・混合して粘性組成物とし、これをアルミニウムの箔または板上に成形して発泡させた後に、非酸化性雰囲気にて、アルミニウム混合原料粉末が融解を開始する温度をTm(°C)としたときに、Tm-10(°C)≦T≦685(°C)となる加熱焼成温度T(°C)で加熱焼成することにより、アルミニウムの箔8または板上にアルミニウム多孔質焼結体15が一体に接合されたアルミニウム複合体16を得る。【選択図】図2
請求項(抜粋):
アルミニウム粉末にチタンおよび/または水素化チタンを含む焼結助剤粉末を混合してアルミニウム混合原料粉末とし、次いでこのアルミニウム混合原料粉末に、水溶性樹脂結合剤と、水と、多価アルコール、エーテルおよびエステルのうちの少なくとも1種からなる可塑剤と、炭素数5〜8の非水溶性炭化水素系有機溶剤とを添加・混合して粘性組成物とし、この粘性組成物をアルミニウム箔またはアルミニウム板上に成形して発泡させることにより焼結前成形体とした後に、この焼結前成形体を非酸化性雰囲気にて、上記アルミニウム混合原料粉末が融解を開始する温度をTm(°C)としたときに、Tm-10(°C)≦T≦685(°C)となる加熱焼成温度T(°C)で加熱焼成することにより、上記アルミニウム箔またはアルミニウム板上にアルミニウムの多孔質焼結体が一体に接合されたアルミニウム多孔質焼結体を有するアルミニウム複合体を得ることを特徴とするアルミニウム多孔質焼結体を有するアルミニウム複合体の製造方法。
IPC (3件):
B22F 7/04 ,  C22C 1/08 ,  B22F 3/11
FI (3件):
B22F7/04 E ,  C22C1/08 C ,  B22F3/11 B
Fターム (36件):
4K018AA14 ,  4K018AB10 ,  4K018AC01 ,  4K018BA08 ,  4K018BA20 ,  4K018BB04 ,  4K018CA08 ,  4K018CA45 ,  4K018DA01 ,  4K018DA03 ,  4K018DA11 ,  4K018DA21 ,  4K018DA31 ,  4K018JA25 ,  4K018KA23 ,  4K018KA37 ,  4K018KA38 ,  5H017AA03 ,  5H017BB04 ,  5H017BB08 ,  5H017BB09 ,  5H017BB10 ,  5H017BB11 ,  5H017BB12 ,  5H017BB17 ,  5H017CC01 ,  5H017CC03 ,  5H017CC27 ,  5H017CC28 ,  5H017DD03 ,  5H017EE05 ,  5H017EE09 ,  5H017EE10 ,  5H017HH01 ,  5H017HH03 ,  5H017HH08
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る