特許
J-GLOBAL ID:201003064647037679

流体噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修 ,  宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-069603
公開番号(公開出願番号):特開2010-221457
出願日: 2009年03月23日
公開日(公表日): 2010年10月07日
要約:
【課題】駆動素子の電力を、装置構成を大型化することなく高い効率で回生可能とする。【解決手段】複数のコンデンサを備えておき、各コンデンサを直列接続した状態で駆動素子に接続することによって、駆動素子の電荷をコンデンサに回生させる。コンデンサに電荷が回収されて駆動素子の電圧が低下すると、直列接続したコンデンサの数を減らしていく。これにより、コンデンサ側の電圧値を高めて駆動素子からコンデンサ側に流れる電流による電力消費を抑えながら効率よく電荷を回収することが可能となり、また、駆動素子の電圧値が下がってもコンデンサ側の電圧を下げて電荷を十分に回収することが可能となる。こうすれば、電圧値の異なる複数のコンデンサを備えておく必要がないので、コンデンサを充電するために複数の電源を備える必要もないので、装置構成を簡素に保つことが可能となっている。【選択図】図7
請求項(抜粋):
噴射口に設けられた駆動素子に電圧を印加して該駆動素子を駆動することにより、該噴 射口から流体を噴射する流体噴射装置であって、 前記駆動素子は、印加される電圧が上昇すると該電圧値に応じた電荷を内部に蓄え、該 印加される電圧値が降下すると該内部に蓄えた電荷を放出する素子であり、 複数のコンデンサと、 前記駆動素子に印加される電圧値の降下時には、前記複数のコンデンサを直列に接続し た状態で前記駆動素子に接続することにより、該駆動素子に蓄えられた電荷を該コンデン サに回収する電荷回収手段と を備え、 前記電荷回収手段は、前記駆動素子に印加される電圧値が降下するに従って、前記直列 に接続したコンデンサの数が減るように該コンデンサ間の接続状態を切り換えて、該駆動 素子に蓄えられた電荷を回収する手段である流体噴射装置。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
FI (1件):
B41J3/04 103A
Fターム (6件):
2C057AF54 ,  2C057AR04 ,  2C057AR16 ,  2C057AR20 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
審査官引用 (4件)
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