特許
J-GLOBAL ID:201003065481453438

キャピラリー電気泳動による分離に続いて行われるテイラー分散の分析による、混合物の成分の流体力学的半径の決定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  古賀 哲次 ,  永坂 友康 ,  小林 良博 ,  出野 知
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-527856
公開番号(公開出願番号):特表2010-503841
出願日: 2007年09月14日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
本発明は、次の工程を含む、混合物成分について流体力学的半径の決定を可能にする方法に関する:(A)該混合物Mの成分は、キャピラリー電気泳動の技術を用い、そして該成分を該キャピラリー中に残すことにより分離され;(B)工程(A)において分離された各成分を種々の帯域に含む、この仕方で得られる該キャピラリーの一方の端部において、検知し得るマーカーが、該キャピラリーの他の端部の側に配置された検知装置の領域中に注入され;(C)工程(B)のマーカーが導入された該キャピラリー端部と該キャピラリーの他の端部との間に正の静水圧差が引き起こされ、それにより、テイラー分散の現象と協同して、該キャピラリー中に存在する種々の種の移動が引き起こされ、そして、工程(A)の間に分離された様々な成分及び最後には工程(B)の間に導入された該マーカーが該キャピラリーの出口における検出装置の前部に移行可能にされ、そして(D)得られた該テイラー分散を分析することにより、該マーカーの検出時間及び各成分の溶離分布に基づいて、各成分について流体力学的半径が決定される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
次の工程を含む、混合物Mの成分の分離及びその成分の流体力学的半径決定のための方法: (A)該混合物Mの成分は、キャピラリー電気泳動の技術を用い、そして該成分を該キャピラリー中に残すことにより分離され; (B)工程(A)において分離された各成分を種々の帯域に含む、この仕方で得られる該キャピラリーの一方の端部において、検知し得るマーカーが、該キャピラリーの他の端部の側に配置された検知装置の領域中に注入され; (C)工程(B)のマーカーが導入された該キャピラリー端部と該キャピラリーの他の端部との間に正の静水圧差が引き起こされ、それにより、テイラー分散の現象と協同して、該キャピラリー中に存在する種々の種の移動が引き起こされ、そして、工程(A)の間に分離された様々な成分及び最後には工程(B)の間に導入された該マーカーが該キャピラリーの出口における検出装置の前部に移行可能にされ、そして (D)得られた該テイラー分散を分析することにより、該マーカーの検出時間及び各成分の溶離分布に基づいて、各成分について流体力学的半径が決定される。
IPC (1件):
G01N 27/447
FI (4件):
G01N27/26 331Z ,  G01N27/26 331K ,  G01N27/26 331J ,  G01N27/26 331E
引用特許:
出願人引用 (7件)
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