特許
J-GLOBAL ID:201003065558598370

内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 橋本 剛 ,  小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-288312
公開番号(公開出願番号):特開2010-116777
出願日: 2008年11月11日
公開日(公表日): 2010年05月27日
要約:
【課題】 アッパピンの軸受部分の潤滑不良を防止する。【解決手段】 複リンク式ピストンクランク機構は、アッパリンク5とロアリンクとコントロールリンクと、を備える。アッパリンク5とロアリンクとをアッパピンにより連結する。アッパリンク5は、アッパピンが回転可能に嵌合する円筒状のピンボス部22と、このピンボス部22の外周に一体的に接続するロッド部23と、を有する。このロッド部23は、ピンボス部22の側面に連なる一対の第1側面25と、ピンボス部22の外周面26に連なる一対の第2側面27と、を有し、かつ、各第2側面27にロッド部23の長手方向に延びる凹溝28が形成された断面H形状をなしている。この凹溝28に捕集された潤滑油は、ピンボス部22に貫通形成された径方向油路31を通してアッパピンの軸受部分に供給される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ピストンにピストンピンを介して一端が連結されたアッパリンクと、このアッパリンクの他端にアッパピンを介して連結され、かつクランクシャフトのクランクピンに連結されたロアリンクと、一端が機関本体側に揺動可能に支持され、かつ他端が上記ロアリンクにコントロールピンを介して連結されたコントロールリンクと、を備えてなる内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構において、 上記アッパリンクとコントロールリンクの少なくとも一方のリンクが、上記アッパピン又はコントロールピンが回転可能に嵌合する円筒状のピンボス部と、このピンボス部に一体的に接続するロッド部と、を有し、 このロッド部は、上記ピンボス部の側面に連なる一対の第1側面と、上記ピンボス部の外周面に連なる一対の第2側面と、を有し、かつ、各第2側面にロッド部長手方向に延びる凹溝が形成された断面H形状をなしていることを特徴とする内燃機関の複リンク式ピストンクランク機構。
IPC (7件):
F02B 75/04 ,  F02B 75/32 ,  F02D 15/02 ,  F01B 9/04 ,  F01B 31/14 ,  F16H 21/34 ,  F16C 7/02
FI (7件):
F02B75/04 ,  F02B75/32 B ,  F02D15/02 C ,  F01B9/04 ,  F01B31/14 ,  F16H21/34 ,  F16C7/02
Fターム (15件):
3G092AA12 ,  3G092DD05 ,  3G092FB01 ,  3J033AA04 ,  3J033BA01 ,  3J033BA12 ,  3J033DA02 ,  3J033DA05 ,  3J062AA43 ,  3J062AB29 ,  3J062AC07 ,  3J062BA27 ,  3J062CB06 ,  3J062CB14 ,  3J062CB22
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (9件)
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