特許
J-GLOBAL ID:201003065624781881

紫外線遮蔽膜付きガラス板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 須山 佐一 ,  川原 行雄 ,  山下 聡 ,  須山 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-191681
公開番号(公開出願番号):特開2010-030792
出願日: 2008年07月25日
公開日(公表日): 2010年02月12日
要約:
【課題】紫外線遮蔽能が高く、機械的耐久性、薬品耐性および耐光性に優れる紫外線遮蔽膜付きガラス板およびその製造法を提供することを課題とする。【解決手段】ガラス基板と該ガラス基板の少なくとも片面に設けられた紫外線遮蔽膜とを有し、前記紫外線遮蔽膜が、光の極大吸収波長の異なる2種以上の紫外線遮蔽性材料を含有する酸化ケイ素系マトリクスで構成された、紫外線遮蔽膜付きガラス板およびガラス基板の少なくとも片面に、加水分解縮合反応により酸化ケイ素ゲルとなりうるケイ素化合物、光の極大吸収波長の異なる2種以上の紫外線遮蔽性材料、水、有機溶媒、および酸を含む組成物を塗布しその塗膜を形成する工程と、前記組成物の塗膜から前記有機溶媒を除去するとともに前記ケイ素化合物から酸化ケイ素系マトリクスを形成して紫外線遮蔽膜を形成する工程とを含む紫外線遮蔽膜付きガラス板の製造法を提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガラス基板と該ガラス基板の少なくとも片面に設けられた紫外線遮蔽膜とを有し、前記紫外線遮蔽膜が、光の極大吸収波長の異なる2種以上の紫外線遮蔽性材料を含有する酸化ケイ素系マトリクスで構成された、紫外線遮蔽膜付きガラス板であって、 前記紫外線遮蔽性材料がそれぞれ波長325〜425nmの領域に光の極大吸収波長を有し、かつ前記紫外線遮蔽性材料の光の極大吸収波長のうちそれぞれ隣り合う極大吸収波長同士の波長差が20nm以下であり、 前記紫外線遮蔽膜の表面に対して、JIS-R3212(1998年)によるCS-10F磨耗ホイールでの1000回転磨耗試験を行った場合に、試験前に対する試験後の曇価の増加量が5%以下であり、 波長300〜400nmまでの光について、ISO9845-1(1992年)により5nm毎に示される重価係数のそれぞれに、同波長の光の前記紫外線遮蔽膜付きガラス板に対する透過率を乗じた値の総和が1%以下である ことを特徴とする紫外線遮蔽膜付きガラス板。
IPC (7件):
C03C 17/25 ,  C09D 5/32 ,  C09D 1/00 ,  C09D 183/02 ,  C09D 183/04 ,  C09D 201/00 ,  B60J 1/00
FI (7件):
C03C17/25 A ,  C09D5/32 ,  C09D1/00 ,  C09D183/02 ,  C09D183/04 ,  C09D201/00 ,  B60J1/00 G
Fターム (18件):
4G059AA01 ,  4G059AA08 ,  4G059AB11 ,  4G059AC06 ,  4G059CA01 ,  4G059CA08 ,  4G059CB05 ,  4G059EA05 ,  4G059EA18 ,  4G059EB07 ,  4J038DL021 ,  4J038DL051 ,  4J038DL101 ,  4J038HA441 ,  4J038KA12 ,  4J038MA07 ,  4J038PB07 ,  4J038PC03
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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