特許
J-GLOBAL ID:201003066711250040

記録装置および記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-184858
公開番号(公開出願番号):特開2010-058504
出願日: 2009年08月07日
公開日(公表日): 2010年03月18日
要約:
【課題】「バンド間むら」、「つなぎすじ」および「バンド内むら」を同時に解決可能なマルチパス記録方法を提供する。【解決手段】マルチパス記録を行う際に分割される複数のノズルブロックの第1ブロックとこれに隣接する第2ブロックの個々のノズルについて予め定められた記録比率が、以下の条件を満足するようにマルチパス記録を行う。(i)ブロック間の境界部の記録比率は、第1ブロックの非境界部の記録比率と第2ブロックの非境界部の記録比率の間の値を示す。(ii)各ブロックの非境界部の記録比率は、それぞれ、ノズル配列方向にほぼ一定にする。これにより、複数のノズルブロックの記録比率がブロック単位で調整され、隣接するノズルブロック間の境界において記録比率が極端に変化せず、且つ、個々のノズルブロック内での記録比率がほぼ一定になる。よって、「バンド間むら」、「つなぎすじ」および「バンド内むら」を同時に抑制することができる。【選択図】図11
請求項(抜粋):
記録に使用可能な複数のノズルが配列された記録ヘッドを用いて記録媒体に記録を行う記録装置であって、 前記記録ヘッドを前記複数のノズルが配列された方向とは異なる移動方向に移動させる移動手段と、 前記記録ヘッドの移動と移動の間に、前記移動方向と交差する搬送方向へ、前記複数のノズルが分割されてなる複数のノズルブロックの1つの幅に対応した量だけ、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、 前記複数のノズルブロックのノズル毎に予め定められた記録許容比率に従って前記記録ヘッドの移動中に前記記録ヘッドに記録を実行させる制御手段とを有し、 前記記録許容比率は、前記記録ヘッドの1回の移動でノズルが通過する領域内の複数の画素のうち前記1回の移動で前記ノズルによって記録可能な画素の割合であり、 (i)前記複数のノズルブロックは、第1のノズルブロックと該第1のノズルブロックに隣接する第2のノズルブロックとを含み、 (ii)前記第1のノズルブロックと前記第2のノズルブロックの境界部以外の非境界部のそれぞれの記録許容比率は、互いに異なる、ほぼ一定の値に定められ、 (iii)前記境界部の記録許容比率は、前記第1および第2のノズルブロックの前記非境界部それぞれの記録許容比率の間の範囲で段階的あるいは連続的に変化するように定められていることを特徴とする記録装置。
IPC (1件):
B41J 2/01
FI (1件):
B41J3/04 101Z
Fターム (4件):
2C056EA06 ,  2C056EA08 ,  2C056EC74 ,  2C056FA11
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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