特許
J-GLOBAL ID:201003070428401136
トランスフェクションエンハンサー要素を含む脂質および脂質集合体
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
田中 光雄
, 山崎 宏
, 元山 忠行
, 冨田 憲史
, 西野 満
, 稲井 史生
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-541876
公開番号(公開出願番号):特表2010-513354
出願日: 2007年12月19日
公開日(公表日): 2010年04月30日
要約:
脂質集合体の融合性を向上させるための、リポソームなどの脂質集合体であって、イオン相互作用によって脂質集合体との複合体を形成するトランスフェクションエンハンサー要素(TEE)を含む脂質集合体、またはこのようなTEEを組み込んでいる脂質を開示する。TEEは次式を有する。疎水性部分-pH感受性親水性部分 (II) 各TEEのpH感受性親水性部分は、pka2〜6の弱酸、または酸性基と弱塩基との組合せを含むpKa3〜8の双性イオン構造である。1種または複数のこのようなTEEを組み込んでいる脂質は、次式(I)を有する。脂質部分-[疎水性部分-pH感受性親水性部分] (I)
請求項(抜粋):
一般式(I):
脂質部分-[疎水性部分-pH感受性親水性部分] (I)
に従う、脂質部分および1種または複数のトランスフェクションエンハンサー要素を含む脂質(脂質-TEE)であって、
前記1種または複数のトランスフェクションエンハンサー要素(TEE)は一般式(II):
疎水性部分-pH感受性親水性部分 (II)
を有し、
式中、各TEEのpH感受性親水性部分は独立に、pka2〜6の弱酸、または酸性基と弱塩基との組合せを含むpKa3〜8の双性イオン構造であり、ただし前記脂質が、次の構造(III)、(IV)、または(V)のうちの1つではないことを条件とする脂質。
PE-アミド結合-X-COOH (III)
(式中、PEは、ホスファチジルエタノールアミン部分であり、Xは、3〜20個の原子の鎖長を有し、場合によっては1個または複数のヘテロ原子を含む置換または非置換の飽和または不飽和炭素含有直鎖である);
IPC (4件):
A61K 47/18
, A61K 47/24
, A61K 9/127
, A61K 47/26
FI (4件):
A61K47/18
, A61K47/24
, A61K9/127
, A61K47/26
Fターム (7件):
4C076AA19
, 4C076AA95
, 4C076CC27
, 4C076DD49
, 4C076DD63
, 4C076DD68
, 4C076DD70
引用特許:
審査官引用 (7件)
-
カチオン脂質複合体
公報種別:公表公報
出願番号:特願平9-520757
出願人:バイカルインコーポレイテッド
-
特開平4-124166
-
リン脂質含有医薬組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-255752
出願人:チバ-ガイギーアクチエンゲゼルシャフト
-
特開平3-127622
-
両性リポソームを製造するための成分
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-569642
出願人:ノヴォソムアクチェンゲゼルシャフト
-
融合誘導性脂質及び小胞
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-609038
出願人:アイシス・ファーマシューティカルス・インコーポレーテッド
-
両性リポソーム及びその使用
公報種別:公表公報
出願番号:特願2002-565572
出願人:ノヴォソムアクチェンゲゼルシャフト
全件表示
前のページに戻る