特許
J-GLOBAL ID:201003072936047197

非水電解質二次電池の充電方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小池 晃 ,  伊賀 誠司 ,  藤井 稔也 ,  野口 信博 ,  祐成 篤哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-113687
公開番号(公開出願番号):特開2010-212253
出願日: 2010年05月17日
公開日(公表日): 2010年09月24日
要約:
【課題】被膜生成に必要な電気量を抑制し初回充放電効率を高める。【解決手段】2段階以上の充電工程により初回充電を行い、初回充放電効率を高め、無駄な材料の仕込みを少なくし、電池諸特性を損なうことなく高容量化とサイクル特性向上を達成する。この作用を発揮するには、主溶媒の還元分解電位より貴な電位で分解される非水溶媒であるビニレンカーボネートを電解質中に入れておく。この充電方法はそのような非水溶媒の添加効果を最大限に引き出す手法である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
負極及び正極と、複数種類の非水溶媒を含む電解質とを備える非水電解質二次電池を初回充電する充電方法において、 上記非水溶媒は、溶媒量の10重量%以上を占めるエチレンカーボネート及び/又はプロピレンカーボネートを含む主溶媒と、ビニレンカーボネートとからなり、 上記ビニレンカーボネートが還元分解され主溶媒が還元分解されない電位に負極電位を保つ第1の充電工程と、その後負極電位が上記第1の充電工程における電位よりも卑な電位となるように充電する第2の充電工程を有し、上記ビニレンカーボネートを有する非水溶媒の還元電位をA、主溶媒のうち最も貴な還元電位を有する非水溶媒の還元電位をB、負極電位をEとしたときに、上記第1の充電工程はB<E<Aとなるように行い、第2の充電工程はE<Bとなるように行うことにより、初回充電することを特徴とする非水電解質二次電池の充電方法。
IPC (2件):
H01M 10/058 ,  H01M 10/056
FI (3件):
H01M10/00 115 ,  H01M10/00 114 ,  H01M10/00 112
Fターム (14件):
5H029AJ02 ,  5H029AJ05 ,  5H029AJ07 ,  5H029AK02 ,  5H029AK03 ,  5H029AK05 ,  5H029AL06 ,  5H029AL07 ,  5H029AL08 ,  5H029AM01 ,  5H029AM03 ,  5H029AM06 ,  5H029AM07 ,  5H029HJ01
引用特許:
審査官引用 (5件)
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