特許
J-GLOBAL ID:201003075720968092

木造建物の門型フレーム構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 磯野 道造 ,  多田 悦夫 ,  内田 雅一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-279080
公開番号(公開出願番号):特開2010-106516
出願日: 2008年10月30日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】高い変形性能を備え、終局時にも崩壊することがない木造建物の門型フレーム構造を提供する。【解決手段】木造建物の門型フレーム構造1は、基礎2と、一対の柱部材3と、梁部材4と、基礎柱接合金具5と、柱梁接合金具6と、を備える。梁部材4は、柱部材3に対して梁勝ちに設置されている。基礎柱接合金具5は、複数のアンカーボルト23を介して基礎2に固定されるとともに、複数のラグスクリューボルト7を介して柱部材3の下端面31に固定され、柱梁接合金具6は、複数のラグスクリューボルト7を介して柱部材3の上端面32に固定されるとともに、複数のドリフトピン8を介して梁部材4に連結される。門型フレーム構造1は、ラグスクリューボルト7の最大耐力>ドリフトピン8の最大耐力、ラグスクリューボルト7の最大耐力>アンカーボルト23の最大耐力、及び、ドリフトピン8の降伏耐力>アンカーボルト23の降伏耐力、の関係を満たす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数のアンカーボルトが埋設された基礎と、 前記基礎の上に互いに間隔を隔てて立設されるとともに、上端面及び下端面に複数のラグスクリューボルトがそれぞれ埋設された一対の柱部材と、 前記一対の柱部材の上端面に梁勝ちとなるように架け渡された梁部材と、 前記基礎と前記柱部材との間にそれぞれ設置された基礎柱接合金具と、 前記柱部材と前記梁部材との間にそれぞれ設置された柱梁接合金具と、を備える木造建物の門型フレーム構造であって、 前記基礎柱接合金具は、前記複数のアンカーボルトを介して前記基礎に固定されるとともに、前記複数のラグスクリューボルトを介して前記柱部材の下端面に固定され、 前記柱梁接合金具は、前記複数のラグスクリューボルトを介して前記柱部材の上端面に固定されるとともに、複数のドリフトピンを介して前記梁部材に連結され、 前記複数のアンカーボルトの降伏耐力よりも、前記複数のドリフトピンの降伏耐力の方が大きく、かつ、前記複数のアンカーボルトの最大耐力よりも前記複数のラグスクリューボルトの最大耐力の方が大きく、かつ、前記複数のドリフトピンの最大耐力よりも前記複数のラグスクリューボルトの最大耐力の方が大きいことを特徴とする木造建物の門型フレーム構造。
IPC (2件):
E04B 1/26 ,  E04B 1/58
FI (4件):
E04B1/26 A ,  E04B1/26 F ,  E04B1/58 507L ,  E04B1/58 511L
Fターム (21件):
2E125AA04 ,  2E125AA14 ,  2E125AA45 ,  2E125AB01 ,  2E125AB08 ,  2E125AB12 ,  2E125AC01 ,  2E125AC23 ,  2E125AG41 ,  2E125BA02 ,  2E125BB09 ,  2E125BB22 ,  2E125BD01 ,  2E125BE01 ,  2E125BE03 ,  2E125BF01 ,  2E125CA02 ,  2E125CA03 ,  2E125CA05 ,  2E125CA13 ,  2E125CA14
引用特許:
出願人引用 (8件)
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