特許
J-GLOBAL ID:200903091858440638
木部材接合構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
宮川 清
, 松村 博之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-264376
公開番号(公開出願番号):特開2007-077611
出願日: 2005年09月12日
公開日(公表日): 2007年03月29日
要約:
【課題】 木部材を被接合部材と接合する構造において、終局状態までの塑性変形量を大きくし、構造物の安全性を向上する。又は、これに加えて接合部の初期剛性を高め、設計上考慮される荷重の作用時には変形量を小さく抑制する。【解決手段】 木製の柱1の下端部に切り欠き部1aを設け、この切り欠き部内から軸線方向にスクリュー部材11をねじ込む。このスクリュー部材には、端面から軸線方向に中空孔が設けられ、底部に雌ねじが切削する。この中空孔に挿入し、先端が雌ねじに螺合された長ボルト13の他方の端部に締付ナット16を螺合し、接合金具14をスクリュー部材に固着する。また、接合金具は基礎3から突き出したアンカーボルト12とこれに螺合された締付ナット15によって基礎3に固定する。長ボルト13は、あらかじめ弾性的な伸びが生じた状態として、その反力がスクリュー部材に作用するようにナットを締め付けておくのが望ましい。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
木部材と他の被接合部材との接合構造であって、
該木部材には、金属からなる棒状の埋め込み部材が、該埋め込み部材のほぼ全長にわたって埋め込んで固定されており、
該埋め込み部材の端面に当接して接合金具が固着されるとともに、該接合金具が前記被接合部材に固着されており、
前記埋め込み部材の軸部には、前記接合金具が固着される端面から軸線方向に中空孔が設けられ、
前記端面から該中空孔に挿入した長ボルトの先端部が該埋め込み部材に係止されるとともに、該長ボルトの中間部は前記中空孔の内径より小径となっており、
該長ボルトの他端に螺合した締付ナットを前記接合金具に係止し、締め付けて該接合金具が前記埋め込み部材に固着されていることを特徴とする木部材接合構造。
IPC (2件):
FI (2件):
E04B1/58 511L
, E04B1/26 E
Fターム (15件):
2E125AA04
, 2E125AA45
, 2E125AB12
, 2E125AC01
, 2E125AC23
, 2E125AG03
, 2E125AG13
, 2E125AG41
, 2E125AG52
, 2E125AG57
, 2E125BB13
, 2E125BC06
, 2E125CA04
, 2E125CA13
, 2E125EA17
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
ユニット建物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-308935
出願人:積水化学工業株式会社, 株式会社国際木質文化研究所
審査官引用 (9件)
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