特許

J-GLOBAL ID：201003076242167263

水硬性組成物および該水硬性組成物を用いたコンクリート

発明者： 藤原 浩巳 ,  丸岡 正知 ,  山梨 泰斗 ,  鯉渕 清 ,  齋藤 賢
出願人/特許権者： 国立大学法人宇都宮大学 ,  株式会社デイ・シイ ,  シーカ・テクノロジー・アーゲー
代理人 (3件)： 久門 享 ,  久門 保子 ,  久門 知
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2009-034650
公開番号（公開出願番号）：特開2010-189219
出願日： 2009年02月17日
公開日（公表日）： 2010年09月02日
要約：

【課題】産業副産物であるフライアッシュ、高炉スラグ粉末の有効利用を図りつつ、これらを主体とし、セメントを使用しなくても高強度コンクリートに相当する強度のコンクリートが得られる水硬性組成物および該水硬性組成物を用いたコンクリートを提供する。【解決手段】フライアッシュと、高炉スラグ粉末と、石膏と、アルカリ刺激剤としての消石灰とを含む水硬性組成物であって、フライアッシュを20〜40質量%、高炉スラグ粉末を36〜65質量%、石膏を5〜10質量%、消石灰を2〜15質量%含むようにする。さらに、粗骨材と、細骨材と、高性能減水剤と、水/水硬性組成物の質量比が25%以下となる混練水とを混練し、圧縮強度60N/mm2以上の高強度コンクリートとする。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

フライアッシュと、高炉スラグ粉末と、石膏とを含む水硬性組成物であって、前記フライアッシュと前記高炉スラグ粉末を合計で71〜91質量%、前記石膏を5〜10質量%含むことを特徴とする水硬性組成物。

IPC (5件)：

C04B 28/08 ,  C04B 18/08 ,  C04B 22/14 ,  C04B 22/06 ,  C04B 24/26

FI (5件)：

C04B28/08 ,  C04B18/08 Z ,  C04B22/14 B ,  C04B22/06 Z ,  C04B24/26 E

Fターム (5件)：

4G112MD01 ,  4G112PA27 ,  4G112PB03 ,  4G112PB11 ,  4G112PB31

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 水硬性結合剤
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2007-506854   出願人：ホルシムリミティド
• 高硫酸塩スラグセメント・早強スラグアッシュセメントおよびこれらの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-322249   出願人：益田義高, 益田由美子, 三浦岩, 中谷正, 三浦隆子, 大村真範
• 固化体製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-091730   出願人：新日本製鐵株式会社, JFEスチール株式会社
• 鉄筋を有する耐中性化に優れた水和硬化体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-028993   出願人：JFEスチール株式会社

引用文献：

審査官引用 (2件)

• 低セメント量型超高強度コンクリートの開発
• 低セメント型超高強度コンクリートの研究