特許
J-GLOBAL ID:201003076245500516

反射防止構造体及びこれを備えたレンズ鏡筒、反射防止構造体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小笠原 史朗 ,  桑原 薫 ,  高田 猛二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-001687
公開番号(公開出願番号):特開2010-160262
出願日: 2009年01月07日
公開日(公表日): 2010年07月22日
要約:
【課題】所望の形状に形成可能で、安価かつ容易に製造できる反射防止構造体とその製造方法を提供する。【解決手段】反射防止構造体100は、樹脂材料200と、樹脂材料200の表面から所定の深さより深い部分に分散された無機材料微粒子201とから構成されている。樹脂材料200は、その内部において第1の空隙率を有する部分と、表面側において第1の空隙率より大きな第2の空隙率を有する部分とを有し、空隙率の差によって、樹脂材料200の表面から内部にかけて屈折率勾配が形成されている。空隙率の異なる各部分は、無機材料微粒子201の含有率が異なる2種類の複合材料を積層して所望形状の積層体を成形した後に、溶媒で無機材料微粒子201のみを溶解させることによって形成される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の波長以上の光の反射を抑制する反射防止構造体の製造方法であって、 樹脂材料に、前記樹脂を溶解しない溶媒に対して溶解性を有し、かつ、平均粒子径が前記所定の波長以下である無機材料微粒子を第1の体積比率で混合して、第1の複合材料を調整する工程と、 前記樹脂材料に前記無機材料微粒子を、前記第1の体積比率より大きい第2の体積比率で混合して、第2の複合材料を調整する工程と、 前記第1及び第2の複合材料を用いて、前記第1の複合材料と前記第2の複合材料とが積層された積層体を成形する工程と、 前記第2の複合材料の表面から所定の深さまでの部分に分散された前記無機材料微粒子を前記溶媒で溶解させ、前記積層体内部において第1の空隙率を有する部分と、前記第2の複合材料の表面において前記第1の空隙率より大きい第2の空隙率を有する部分とを形成する工程とを備える、反射防止構造体の製造方法。
IPC (2件):
G02B 1/11 ,  G02B 7/02
FI (2件):
G02B1/10 A ,  G02B7/02 D
Fターム (7件):
2H044AD01 ,  2K009AA01 ,  2K009CC09 ,  2K009CC23 ,  2K009CC24 ,  2K009CC34 ,  2K009DD12
引用特許:
出願人引用 (4件)
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