特許
J-GLOBAL ID:201003076550118397

Liベースの電池に使用するための室温単相Li挿入/抽出材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  杉本 博司 ,  高橋 佳大 ,  星 公弘 ,  二宮 浩康 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-500113
公開番号(公開出願番号):特表2010-521797
出願日: 2008年03月19日
公開日(公表日): 2010年06月24日
要約:
本発明はLiベースの電池の製造用の活性材料に関する。式Lix(M,M’)PO4、特にLixFePO4(0≦x≦1)を有する結晶性ナノメータ粉末状材料が開示されており、該材料はLiベースの電池において正極材料として使用される際に室温において単相Li挿入/抽出機構を示す。目下のLiFePO4と比較して、新規の材料は、円滑な、勾配のある充電/放電の電圧曲線をもたらし、電池の充電状態の監視を大幅に簡略化している。Feの混合原子価状態の共存(即ち、FeIIIVFeII)は、従来技術の2相材料と比較して、室温の単相LixFePO4材料における電子伝導性を向上させると考えられる。これは、ナノメータサイズの粒子及びそれらの鋭い単峰性のサイズ分布と共に、電池において示された例外的な高速の能力に寄与している。
請求項(抜粋):
活性成分としてLix(M,M’)PO4(式中、0≦x≦1、MはMn、Fe、Co、Ni、Cuからなる群から選択される1つ以上のカチオンであり、M’はNa、Mg、Ca、Ti、Zr、V、Nb、Cr、Zn、B、Al、Ga、Ge、Snからなる群から選択される任意の置換カチオンである)を含むLi挿入/抽出粉末状材料であって、前記活性成分は、0.2未満から0.8を上回るまで変化するxに対して、Li挿入/抽出の間25°Cにおいて熱力学的に安定な単相材料であることを特徴とする、活性成分としてLix(M,M’)PO4を含むLi挿入/抽出粉末状材料。
IPC (3件):
H01M 4/58 ,  H01M 4/136 ,  H01M 4/139
FI (3件):
H01M4/58 101 ,  H01M4/02 106 ,  H01M4/02 113
Fターム (22件):
5H050AA02 ,  5H050AA12 ,  5H050AA19 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050BA18 ,  5H050CA01 ,  5H050CB12 ,  5H050FA02 ,  5H050FA17 ,  5H050GA02 ,  5H050GA12 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA10 ,  5H050HA13 ,  5H050HA14 ,  5H050HA15 ,  5H050HA17 ,  5H050HA18 ,  5H050HA19
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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