特許
J-GLOBAL ID:201003078248321542

電気双極子間の近接場における遠隔縦結合によって電気エネルギを伝達し、分配し、かつ管理するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  仲村 義平 ,  堀井 豊 ,  酒井 將行 ,  荒川 伸夫 ,  佐々木 眞人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-520613
公開番号(公開出願番号):特表2010-537613
出願日: 2008年08月14日
公開日(公表日): 2010年12月02日
要約:
本発明に係る装置は、エネルギ源に接続された1つまたは複数の発生器装置(2)と、(移動可能であり得る)1つまたは複数の負荷(3)とで構成される。各負荷は、強力でありかつ急速に可変の電界が存在する制約された空間領域(4)の仲介によって電力が供給され、これは電線、電気的接点、またはアース接続を使用することなく行われる。強力な電界は、発生器の表面上に位置する特定のサブ電極(5)と、負荷側に対向して位置する電極(6)または複数のサブ電極との間で局所的に形成される。発生器側の能動サブ電極(5)は、スイッチ(7)、たとえば負荷(3)に配置される永久磁石(8)によって起動される磁気スイッチによって選択される。負荷側では、主に周囲の誘電媒体に結合されていると考えることができる受動電極(9)が使用される。本発明は、特に、低電力もしくは中電力の固定型または携帯型電気装置に対するエネルギの遠隔供給を目的とする。
請求項(抜粋):
電気エネルギをある距離に伝達する方法であって、 一方(5)は能動電極であり、他方(10)は受動電極である第1の組の電極(5,10)を含む発生器装置を供給するステップを含み、前記第1の組の電極は、高周波および高電圧の電気エネルギの発生器(11)の端子に接続され、前記能動電極は、切換手段(7)を介して選択的に発生器(11)に接続される複数のサブ電極(5)にセグメント化され、さらに、 負荷として機能する少なくとも1つの装置(3)を供給するステップを含み、前記負荷装置(3)は、一方(6)は能動電極であり、他方(9)は受動電極である第2の組の電極を含み、前記第2の組の電極は負荷に接続され、さらに、 負荷装置(3)のうち少なくとも1つの能動電極(4)を、前記発生器装置(2)の前記サブ電極(5)のうち少なくとも1つの近傍に位置決めするステップと、 前記切換手段(7)を起動して前記少なくとも1つのサブ電極(5)を前記発生器(11)に接続して、前記残りのサブ電極(5)は前記発生器(11)に接続せず、前記少なくとも1つのサブ電極(5)の近傍に局所化される強力な電界領域(4)を形成することによって、前記少なくとも1つの負荷装置(3)に電気エネルギを伝達するステップとを含み、前記領域(4)は、前記少なくとも1つの負荷装置(3)の近傍に位置する、方法。
IPC (2件):
H02J 17/00 ,  H01Q 13/08
FI (3件):
H02J17/00 B ,  H01Q13/08 ,  H02J17/00 X
Fターム (4件):
5J045AA05 ,  5J045DA10 ,  5J045JA11 ,  5J045NA00
引用特許:
審査官引用 (6件)
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