特許
J-GLOBAL ID:201003080265493831

D-フェニルセリンデアミナーゼ及びその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (11件): 清水 初志 ,  春名 雅夫 ,  山口 裕孝 ,  刑部 俊 ,  井上 隆一 ,  佐藤 利光 ,  新見 浩一 ,  小林 智彦 ,  渡邉 伸一 ,  大関 雅人 ,  川本 和弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-194377
公開番号(公開出願番号):特開2010-187658
出願日: 2009年08月25日
公開日(公表日): 2010年09月02日
要約:
【課題】光学活性β-ヒドロキシアミノ酸を製造する方法であって、新規なD-フェニルセリンデアミナーゼ、該酵素の製造方法、該酵素を用い、DL-β-ヒドロキシアミノ酸のD体のみを分解することによりL-β-ヒドロキシアミノ酸を製造する方法の提供を課題とする。【解決手段】アルスロバクター属、アクロモバクター属、ボルデテラ属、ステノトロフォモナス属、シュードモナス属に存在するD-3-フェニルセリンデアミナーゼを精製し、その酵素科学的性質を明らかにした。精製酵素の内部アミノ酸配列の一部を利用し、該酵素をコードする遺伝子を大腸菌にクローニングし、発現させた。得られた形質転換株により、D-3-フェニルセリンデアミナーゼが生産された。本酵素をDL-β-ヒドロキシアミノ酸に作用させ、光学分割することにより、L-β-ヒドロキシアミノ酸が生産できることを見いだした。【選択図】なし
請求項(抜粋):
次の(1)から(3)に示す理化学的性状を有するD-フェニルセリンデアミナーゼ。 (1)作用 D-スレオ-フェニルセリンに作用し、フェニルピルビン酸とアンモニアを生成する。 (2)基質特異性 (a)D-スレオ-フェニルセリンに対して、D-セリンに対する活性の10%以上の活性を有する。 (3)分子量 ゲル濾過による分子量が約110,000、SDS-PAGEによる分子量が約45,000。
IPC (4件):
C12N 9/78 ,  C12P 13/04 ,  C12N 15/09 ,  C12P 7/40
FI (4件):
C12N9/78 ,  C12P13/04 ,  C12N15/00 A ,  C12P7/40
Fターム (16件):
4B024AA03 ,  4B024BA11 ,  4B024CA03 ,  4B024CA04 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B050CC01 ,  4B050CC03 ,  4B050DD02 ,  4B050LL05 ,  4B064AD41 ,  4B064AD50 ,  4B064CA02 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24

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