特許
J-GLOBAL ID:201003081794742215
排気ガススクラバーを備える大型2サイクルディーゼルエンジン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川守田 光紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-089638
公開番号(公開出願番号):特開2010-242536
出願日: 2009年04月02日
公開日(公表日): 2010年10月28日
要約:
【課題】燃料消費を悪化させずに排気ガス中のSO2含有量を低減可能な排気ガススクラバーの提供。【解決手段】排気ガススクラバーを備える大型2サイクルディーゼルエンジン1において、高塩分の水が、排気ガススクラバーにポンプで送入されて蒸気を生成し、そこを、そのSO2含有量を減少させるべく排気ガスを通過させる。また、エンジンには、海水動作式掃気加湿ユニット12や海水を淡水に変える淡水生成機が設けられる。掃気加湿ユニットや淡水生成機の高塩分の廃水は、排気ガススクラバーにおいて使用される。この廃水の高塩分は、通常の海水を使用する場合に比べてスクラバーの効率性を高める。したがって、スクラバーの動作を維持するのに必要である相当なポンピング作動力が、大幅に減少可能である【選択図】図1
請求項(抜粋):
重油を燃料とする大型2サイクルディーゼルエンジン(1)であって、
エンジンシリンダに掃気を供給する排気ガス駆動式タービン(7)および前記タービン(7)に駆動される圧縮機(9)を有するターボ過給機(6)と、
前記圧縮機(9)の下流に配される、海水取入口および戻り水排出口を有する海水動作式掃気加湿ユニット(12)と、
前記タービン(7)の下流に配される、塩水取入口を有する塩水動作式排気ガス浄化スクラバー(24)であって、排気ガスのSO2含有量を減少させるべく前記排気ガスを通過させるための塩水蒸気を生成する排気ガス浄化スクラバー(24)と、
前記掃気加湿ユニット(12)から前記排気ガス浄化スクラバー(24)の前記取入口に戻り水を導く管(23)と、
を備える、エンジン。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (7件):
3G091AA04
, 3G091AA10
, 3G091AA15
, 3G091AA18
, 3G091AB15
, 3G091BA13
, 3G091CA15
引用特許:
審査官引用 (7件)
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特公昭51-043836
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加湿式ディーゼルエンジン
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-174006
出願人:エムエーエヌ・ディーゼル・フィリアル・アフ・エムエーエヌ・ディーゼル・エスイー・ティスクランド
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船舶用排煙処理装置及び船舶用排煙処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-092187
出願人:三菱重工業株式会社, 社団法人日本舶用工業会
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特開昭55-011045
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過給式大型内燃機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-252624
出願人:エムエーエヌ・ビー・アンド・ダブリュ・ディーゼル・エーエス
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排水処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-243720
出願人:三菱重工業株式会社
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スーパーチャージャーを有する大型内燃機関
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-143588
出願人:エムエーエヌ・ビー・アンド・ダブリュ・ディーゼル・エーエス
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