特許
J-GLOBAL ID:201003081971202552

重金属イオンの検出法およびそのための試薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高島 一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-257206
公開番号(公開出願番号):特開2010-081907
出願日: 2008年10月02日
公開日(公表日): 2010年04月15日
要約:
【課題】特別な分析機器や大型の装置類を用いることなく、簡便・迅速かつ選択的に二価水銀イオンまたは一価銀イオンのみを高感度で検出する方法およびそのための検出用試薬の提供。【解決手段】金コロイド粒子表面にDNA二重鎖が固定化されてなるコンジュゲートであって、該DNA二重鎖は、金コロイド粒子に固定されていない末端の塩基対が相補的であり、かつ該末端から2番目もしくは3番目にチミン同士からなるミスマッチ(T-Tミスマッチ)を含むか、該末端から3番目にシトシン同士からなるミスマッチ(C-Cミスマッチ)を含む、コンジュゲート。被験液中の二価水銀イオン(一価銀イオン)を検出する方法であって、該被験液と上記T-Tミスマッチを含むDNA二重鎖(上記C-Cミスマッチを含むDNA二重鎖)が金コロイド粒子に固定化されたコンジュゲートの分散液とを、DNA二重鎖が完全相補的であれば金コロイド粒子が凝集する塩濃度条件下で混合する工程、および該混合液中の金コロイド粒子の凝集を検知する工程を含む、方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
金コロイド粒子表面にDNA二重鎖が固定化されてなるコンジュゲートであって、該DNA二重鎖は、金コロイド粒子に固定されていない末端の塩基対が相補的であり、かつ該末端から2番目にチミン同士からなるミスマッチを含むか、該末端から3番目にチミン同士もしくはシトシン同士からなるミスマッチを含む、コンジュゲート。
IPC (4件):
C12Q 1/68 ,  G01N 21/77 ,  G01N 21/78 ,  C12N 15/09
FI (4件):
C12Q1/68 Z ,  G01N21/77 B ,  G01N21/78 Z ,  C12N15/00 A
Fターム (21件):
2G054AA03 ,  2G054AB07 ,  2G054BB10 ,  2G054CA10 ,  2G054CD03 ,  2G054CE01 ,  2G054EA04 ,  2G054EB01 ,  2G054EB02 ,  2G054GA03 ,  2G054GB01 ,  2G054GB04 ,  4B024AA11 ,  4B024CA01 ,  4B024HA11 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ89 ,  4B063QR32 ,  4B063QR83 ,  4B063QS15 ,  4B063QX01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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