特許
J-GLOBAL ID:201003085316785427

アルミナ多孔質自立膜及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-278951
公開番号(公開出願番号):特開2010-105846
出願日: 2008年10月29日
公開日(公表日): 2010年05月13日
要約:
【課題】自立膜として利用可能な十分な強度を有し、可撓性があり、かつ高い透明性を有するアルミナ多孔質自立膜を提供する。【解決手段】平均短径が1〜10nm、平均アスペクト比(長径/短径)が30〜5000、かつ平均長径が100〜10000nmである繊維状もしくは針状のアルミナ水和物粒子又はアルミナ粒子の集積からなり、配向性を有し、細孔直径dpeak=0.5〜20nmの細孔分布を有し、可撓性があり、高い透明性を有し、紫外線励起による発光能を有するアルミナ多孔質自立膜。【効果】アルミナ自立膜の前駆体として利用可能な、あるいは、優れた熱安定性、熱伝導性、電気絶縁性などを併せ持つ、光学材料、センサー素子、分離膜、光電気化学膜、イオン伝導膜、触媒担体などの材料として利用可能な新しいアルミナ多孔質自立膜を提供することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
アスペクト比(長径/短径)が30〜5000である繊維状もしくは針状の形状を有するアルミナ水和物粒子又はアルミナ粒子の集積からなるアルミナ多孔質自立膜であって、 以下の特性;配向性:有り、細孔分布:細孔を有し、液体窒素温度で測定した窒素吸着等温線をMP法ないしBJH法により解析して得られた細孔分布曲線において、ピークットップを示す細孔直径dpeak=0.5〜20nm、透光度:全光線透過率>20%(膜厚0.1〜100μm)、耐熱性:〜1000°C焼成で膜構造を維持する、を有することを特徴とするアルミナ多孔質自立膜。
IPC (1件):
C01F 7/36
FI (1件):
C01F7/36
Fターム (15件):
4G076AA02 ,  4G076AB13 ,  4G076AC08 ,  4G076BA14 ,  4G076CA07 ,  4G076CA10 ,  4G076CA12 ,  4G076CA25 ,  4G076CA26 ,  4G076CA28 ,  4G076CA33 ,  4G076FA02 ,  4G076FA04 ,  4G076FA06 ,  4G076FA08
引用特許:
出願人引用 (8件)
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引用文献:
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