特許
J-GLOBAL ID:201003085316942530

内燃機関の冷却システム及び冷却方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 斎下 和彦 ,  小川 信一 ,  野口 賢照
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-188394
公開番号(公開出願番号):特開2010-025009
出願日: 2008年07月22日
公開日(公表日): 2010年02月04日
要約:
【課題】冷却ファンの回転を停止している時には、走行風を取り込み易くして、エンジンルーム内の昇温を抑えて熱害を防止できるようにして、冷却ファンを回転する頻度を減少して、冷却ファンの駆動のために消費するエネルギーを節約することができ、しかも、制御が単純な内燃機関の冷却システム及び冷却方法を提案する。【解決手段】車両搭載のエンジン4の冷却液を外気との熱交換により冷却する熱交換器6の後部に配置され、外気を冷却ファン7に導くファンシュラウド8に開閉自在な第1のシャッタ12と、前記熱交換器6を通過させずに車両のエンジンルーム内に取り込む通風部11に開閉自在な第2のシャッタ13を設けると共に、冷却液の検出温度Tcmと、温度調整手段9による冷却液の前記熱交換器6への通路の開閉状態と、前記冷却ファン7の回転を制御する電子制御ファンクラッチ7a用のオンオフ信号とを用いて、前記第1のシャッタ12と前記第2のシャッタ13の開閉制御を行うように構成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両搭載の内燃機関の冷却液を外気との熱交換により冷却する熱交換器と、外気を車両のエンジンルーム内に前記熱交換器を通過させずに取り込む通風部と、前記熱交換器の後部に配置され、外気を前記冷却ファンに導くファンシュラウドと、このファンシュラウドに囲まれて前記熱交換器を通過した後の外気を吸い込む、電子制御式ファンクラッチを用いた冷却ファン又は電動式の冷却ファンと、この冷却ファンへの内燃機関の回転の伝達を制御するファン回転制御装置とを備えた内燃機関の冷却システムにおいて、 前記ファンシュラウドの部分に開閉自在な第1のシャッタと、前記通風部の部分に開閉自在な第2のシャッタとを設け、更に、これらの第1のシャッタと前記第2のシャッタの開閉制御を行うシャッタ開閉制御手段を設けると共に、 前記シャッタ開閉制御手段を、前記冷却液の温度と、前記冷却液の前記熱交換器への通路を開閉する温度調整手段による前記熱交換器への通路の開閉状態と、前記電子制御ファンクラッチのオンオフ信号又は電動式の冷却ファンの駆動のオンオフ信号とを用いて、前記第1のシャッタと前記第2のシャッタの開閉制御を行うように構成したことを特徴とする内燃機関の冷却システム。
IPC (3件):
F01P 11/10 ,  F01P 7/04 ,  F01P 7/08
FI (3件):
F01P11/10 D ,  F01P7/04 R ,  F01P7/08 C
引用特許:
出願人引用 (2件)

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