特許
J-GLOBAL ID:201003085479763897
ニッケル粉の製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
押田 良隆
, 押田 良輝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-042540
公開番号(公開出願番号):特開2010-196118
出願日: 2009年02月25日
公開日(公表日): 2010年09月09日
要約:
【課題】微細で均一な粒径を持ったニッケル粉を大量に低コストで製造する方法の提供。【解決手段】アルカリ土類金属を含む水酸化ニッケル粉を焙焼処理して酸化ニッケル粉とし、この酸化ニッケル粉を還元処理してニッケル粉とするニッケル粉の製造方法において、ニッケル塩を含む水溶液を中和晶析してアルカリ土類金属を0.002〜1質量%含む水酸化ニッケル粉の形成工程(工程A)と、粒度分布調整された水酸化ニッケル粉を300〜1000°Cの非還元性ガス中に分散した状態で酸化ニッケル粉へと焙焼処理すると共に、非還元性ガスおよび酸化ニッケル粉の焙焼処理により生じる水蒸気を水酸化ニッケル粉1gに対して0.2リットル/分以上の速度で排気する水酸化ニッケル粉の酸化ニッケル粉への焙焼工程(工程B)と、その酸化ニッケル粉を300〜500°Cの温度で還元処理してニッケル粉を形成する還元工程(工程C)とを含むニッケル粉の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
アルカリ土類金属を含む水酸化ニッケル粉を焙焼処理して酸化ニッケル粉とし、前記酸化ニッケル粉を還元処理してニッケル粉とするニッケル粉の製造方法において、
工程Aとして、
ニッケル塩を含む水溶液を中和晶析してアルカリ土類金属を0.002〜1質量%含む水酸化ニッケル粉の形成工程と、
工程Bとして、
前記水酸化ニッケル粉から平均粒径1〜100μmの水酸化ニッケル粉群を構成し、前記水酸化ニッケル粉群を2.1g/cm2・sec以下の装入量により300〜1000°Cの非還元性ガス中に分散せしめた状態で酸化ニッケル粉へと焙焼処理すると共に、前記非還元性ガスおよび前記酸化ニッケル粉の焙焼処理により生じる水蒸気を水酸化ニッケル粉1gに対して排気温度0〜50°Cの状態で0.2リットル/分以上の速度で排気する水酸化ニッケル粉の酸化ニッケル粉への焙焼工程と、
工程Cとして、
前記酸化ニッケル粉を、300〜500°Cの温度で還元処理してニッケル粉を形成する還元工程と
を含むことを特徴とするニッケル粉の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
4K017AA03
, 4K017BA03
, 4K017CA07
, 4K017DA01
, 4K017DA07
, 4K017DA08
, 4K017EH01
, 4K017EH18
, 4K017FB06
, 4K018BA04
, 4K018BB04
, 4K018BD04
引用特許: