特許
J-GLOBAL ID:201003088622218136

二材成形用射出成形機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大場 充 ,  堀川 美夕紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-164139
公開番号(公開出願番号):特開2010-005792
出願日: 2008年06月24日
公開日(公表日): 2010年01月14日
要約:
【課題】金型の加熱を効率よく行いつつ、型を閉じるときに金型同士が干渉するのを防ぐとともに、キャビティ温度のオーバーシュートを有効に防ぐことのできる二材成形用射出成形機を提供することを目的とする。【解決手段】異なった樹脂材をそれぞれ可塑化して射出充填する2組の第一射出ユニット、第二射出ユニットを有する二材成形用射出成形機において、二次側の第一射出ユニット側での射出成形を行うに先立ち、一次側の第二射出ユニット側での射出成形後、回転ダイプレートの180度回転が完了するまでの間に、金型の加熱を開始するようにした。また、加熱開始後、回転ダイプレートの180度回転が完了するまで、つまり型閉を行うまでは、金型温度を、加熱開始時の金型温度よりも高く、かつ射出時における金型温度よりも低く設定された温度領域内に維持するようにした。【選択図】図8
請求項(抜粋):
固定側金型が取付けられる固定ダイプレートと、 可動側金型が取付けられ、前記固定ダイプレートに対向し、前記固定ダイプレートに接近・離間する方向に移動可能な可動ダイプレートと、 前記可動ダイプレートと前記固定ダイプレートとの間に前記可動ダイプレートと同方向に移動可能に設置された反転台と、 前記反転台上に180度回転可能に設けられ、両面に前記可動側金型と前記固定側金型とに交互に対向する回転金型がそれぞれ取付けられる回転ダイプレートと、 前記可動ダイプレートを型開閉する可動ダイプレート型開閉手段と、 前記回転ダイプレートを型開閉する回転ダイプレート型開閉手段と、 前記固定ダイプレート、前記可動ダイプレート、前記回転ダイプレートを型締めする型締手段と、 前記固定側金型と当該固定金型に対向した前記回転金型との間に形成される第一のキャビティに樹脂材を可塑化して射出充填する第一の射出ユニットと、 前記可動側金型と当該可動金型に対向した前記回転金型との間に形成される第二のキャビティに樹脂材を可塑化して射出充填する第二の射出ユニットと、 前記固定側金型、前記可動側金型、前記回転金型の少なくとも一つに形成された熱媒体通路に加熱媒体を供給して前記第一のキャビティおよび/または前記第二のキャビティを加熱する加熱媒体供給装置と、 前記熱媒体通路に冷却媒体を供給して前記第一のキャビティおよび/または前記第二のキャビティを冷却する冷却媒体供給装置と、 前記加熱媒体供給装置および前記冷却媒体供給装置における前記加熱媒体および前記冷却媒体の供給を制御する制御部と、を備え、 前記制御部は、前記第一の射出ユニットまたは前記第二の射出ユニットでの射出成形完了後、前記第二の射出ユニットまたは前記第一の射出ユニットで射出充填するために前記反転台を180度回転させるに先立ち、前記熱媒体通路に前記加熱媒体を供給して前記第一のキャビティおよび/または前記第二のキャビティの加熱を開始し、前記反転台の回転完了時までに予め定められた温度まで加熱することを特徴とする二材成形用射出成形機。
IPC (2件):
B29C 45/16 ,  B29C 45/33
FI (2件):
B29C45/16 ,  B29C45/33
Fターム (20件):
4F202AG03 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CB21 ,  4F202CB22 ,  4F202CB28 ,  4F202CC01 ,  4F202CK52 ,  4F202CL22 ,  4F202CL38 ,  4F202CN01 ,  4F202CN05 ,  4F206AG03 ,  4F206JA07 ,  4F206JB21 ,  4F206JB22 ,  4F206JB28 ,  4F206JC01 ,  4F206JC09 ,  4F206JQ81
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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