特許
J-GLOBAL ID:201003090723965360

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-125739
公開番号(公開出願番号):特開2010-121614
出願日: 2009年05月25日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】耐久性及び信頼性を両立して確保するバルブタイミング調整装置の提供。【解決手段】磁気粘性流体140が封入される流体室114を形成する筐体110と、筐体110を内外に貫通して磁気粘性流体140の粘度に応じたブレーキトルクが入力されるブレーキ回転体130との間をシールするシール構造160は、筐体110内部においてブレーキ回転体130の回転方向へ延びる環状に配置されて筐体110により保持され、磁束を発生する永久磁石162と、筐体110内部においてブレーキ回転体130の回転方向へ延びる環状に配置されて筐体110により保持され、永久磁石162の発生磁束を案内するガイドギャップ166a、166b、166cをブレーキ回転体130との間に、筐体110内部側から外部側へ向かって順に形成する複数の磁束ガイド164a、164b、164cとを有する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内燃機関においてクランク軸からのトルク伝達によりカム軸が開閉する動弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、 流体室を内部に形成する筐体と、 前記流体室に封入され、通過する磁束に応じて粘度が変化する磁気粘性流体と、 前記流体室の前記磁気粘性流体に磁束を通過させることにより当該磁気粘性流体の粘度を可変制御する粘度制御手段と、 前記筐体を内外に貫通して当該筐体により回転可能に支持され、前記流体室の前記磁気粘性流体と接触して当該磁気粘性流体の粘度に応じたブレーキトルクが入力されるブレーキ回転体と、 前記筐体外部において前記ブレーキ回転体と連繋し、当該ブレーキ回転体へ入力された前記ブレーキトルクに従って前記クランク軸及び前記カム軸間の相対位相を調整する位相調整機構と、 前記筐体及び前記ブレーキ回転体間をシールするシール構造と、を備え、 前記シール構造は、 前記筐体内部において前記ブレーキ回転体の回転方向へ延びる環状に配置されて前記筐体及び前記ブレーキ回転体の一方により保持され、磁束を発生する永久磁石と、 前記筐体内部において前記回転方向へ延びる環状に配置されて前記筐体及び前記ブレーキ回転体の前記一方により保持され、前記永久磁石の発生磁束を案内するガイドギャップを前記筐体及び前記ブレーキ回転体の他方との間に、前記筐体内部側から前記筐体外部側へ向かって順に形成する複数の磁束ガイドと、を有することを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
F01L 1/34
FI (1件):
F01L1/34 B
Fターム (8件):
3G018AB16 ,  3G018BA09 ,  3G018BA32 ,  3G018CA04 ,  3G018CA12 ,  3G018DA42 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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