特許
J-GLOBAL ID:201003091112468538
摺動部材およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
末成 幹生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-295399
公開番号(公開出願番号):特開2010-120806
出願日: 2008年11月19日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】大幅な低フリクション化を図ることができるのはもちろんのこと、量産化が可能となるとともに、製造コストを低減することができる摺動部材およびその製造方法を提供する。【解決手段】部材1,2間への高面圧の印加によって、局所的固体接触が摺動界面で起こり、摺動部材の摺動面で微視的摩耗が生じる。摺動部材1の潤滑膜11には、炭素系分子12が、単体あるいはその単体の集合体として含有されている。炭素系分子12が、上記微視的摩耗によって、潤滑膜11から露出し、その一部がそこから遊離し、摺動界面に供給される。そのような炭素系分子12は、転動可能な中空構造を有するから、摺動界面で分子レベルのボールベアリングとして作用する。この場合、炭素系分子が少なくとも一つ存在すると、存在しない場合と比較して、局所的フリクションを低減することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
相手部材と摺動する摺動面に潤滑膜が形成され、
前記潤滑膜には、転動可能な中空構造を有する炭素系分子が、単体あるいはその単体の集合体として含有されていることを特徴とする摺動部材。
IPC (5件):
C01B 31/02
, F16C 33/04
, C23C 14/06
, C23C 16/27
, C10M 103/02
FI (5件):
C01B31/02 101Z
, F16C33/04
, C23C14/06 F
, C23C16/27
, C10M103/02 Z
Fターム (30件):
4G146AA05
, 4G146AA09
, 4G146AA11
, 4G146AA17
, 4G146AA19
, 4G146AB07
, 4G146AD26
, 4H104AA04A
, 4H104LA03
, 4H104PA01
, 4K029AA02
, 4K029AA21
, 4K029BA34
, 4K029BB10
, 4K029BC02
, 4K029BD04
, 4K029CA03
, 4K029DB02
, 4K029DB08
, 4K029DB21
, 4K029DD05
, 4K029DD06
, 4K030AA09
, 4K030BA28
, 4K030BB05
, 4K030CA02
, 4K030CA11
, 4K030DA03
, 4K030FA01
, 4K030LA23
引用特許:
引用文献:
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