特許
J-GLOBAL ID:201003092557747662

超音波診断装置及び超音波診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-088363
公開番号(公開出願番号):特開2010-099452
出願日: 2009年03月31日
公開日(公表日): 2010年05月06日
要約:
【課題】 被検体内の任意の診断部位における音速値(局所音速値)を高精度で算出することが可能な超音波診断装置及び超音波診断方法を提供する。【解決手段】 少なくとも格子点XROIと各格子点A1,A2,...との間の音速はそれぞれ一定と仮定する。本発明では、格子点A1,A2,...からの受信波(それぞれWA1,WA2,...)の(T及び遅延時間ΔT)を既知として、格子点XROIと格子点A1,A2,...の位置関係から格子点XROIにおける局所音速値を求める。具体的には、ホイヘンスの原理により、格子点XROIからの仮想受信波WXと格子点A1,A2,...からの受信波を仮想的に合成した仮想合成受信波WSUMが一致することを利用して、仮想受信波WXと仮想合成受信波WSUMとの差が最小となる仮定音速を格子点XROIにおける局所音速値と判定する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
超音波を被検体に送信するとともに、該被検体によって反射される超音波を受信して超音波検出信号を出力する複数の超音波トランスデューサを含む超音波探触子と、 前記超音波検出信号に基づいて、前記被検体内の着目領域よりも浅い領域に設定された格子点と、前記着目領域における最適音速値を判定する最適音速値判定手段と、 前記着目領域における最適音速値に基づいて、前記超音波を前記着目領域に送信したときに前記着目領域から受信される受信波を演算する第1の演算手段と、 前記着目領域における仮定音速を仮定して、前記仮定音速と前記格子点における最適音速値に基づいて、前記超音波を前記着目領域に送信したときに前記各格子点から受信される受信波を求め、前記各格子点の受信波を合成して合成受信波を得る第2の演算手段と、 前記受信波と前記合成受信波に基づいて前記着目領域における局所音速値を判定する局所音速値判定手段と、 を備える超音波診断装置。
IPC (1件):
A61B 8/00
FI (1件):
A61B8/00
Fターム (7件):
4C601DD20 ,  4C601EE09 ,  4C601EE22 ,  4C601HH29 ,  4C601HH33 ,  4C601JB35 ,  4C601JB53
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る