特許
J-GLOBAL ID:201003092829492170
摩擦攪拌点接合方法及び摩擦攪拌点接合用ツール
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
忰熊 嗣久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-211185
公開番号(公開出願番号):特開2010-046676
出願日: 2008年08月19日
公開日(公表日): 2010年03月04日
要約:
【課題】鉄やチタンなどの高融点の金属同士の点範囲を摩擦し攪拌し接合させる場合であっても、摩擦攪拌点接合用ツール1のプローブ部3aや環状先端面b1(ショルダー部b0)などに異常摩耗、欠損又は折損が発生するのを抑制する。【解決手段】 摩擦攪拌点接合用ツール1は、先端面b1の回転中心位置に穴2aを形成され、先端面は穴2aの外周縁c1から本体軸部の外周壁へ向かうに伴って後方へ後退する形状の本体軸部2と、穴2aを介する嵌め合いにより本体軸部2に固定され、前記本体軸部よりも小径で先端面b1よりもさらに先方へ突出されたプローブ部3aを具備した被保持部材3を有している。この摩擦攪拌点接合用ツール1をスポット接合装置に取り付け、プローブ部3aを被接合材に進入する。この際、穴2aの外周縁c1が前記被接合材の上面に達したときに進入を停止させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転軸を有するスポット接合装置によって、上下に重ね合わされた複数の被接合材を接合させる摩擦攪拌点接合方法において、
先端面の回転中心位置に穴を形成された本体軸部であって、先端面はさらに前記穴の周縁から本体軸部の外周壁へ向かうに伴って後方へ後退する形状である本体軸部と、前記穴を介する嵌め合いにより前記本体軸部に固定された被保持部材であって、前記本体軸部よりも小径で前記本体軸部の先端面よりもさらに先方へ突出されたプローブ部を具備した被保持部材とを有する摩擦攪拌点接合用ツールを前記回転軸に取り付け、
前記摩擦攪拌点接合用ツールを回転させながら下降して、該プローブ部を前記被接合材に進入させ、
前記穴の周縁が前記被接合材の上面に達したときに前記進入を停止させ、
該停止状態の下で、前記摩擦攪拌点接合用ツールの回転を継続した後、摩擦攪拌点接合用ツールを前記被接合材から上方へ離反させることを特徴とする摩擦攪拌点接合方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (5件):
4E067AA02
, 4E067BG00
, 4E067BG02
, 4E067CA01
, 4E067EC03
引用特許:
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