特許
J-GLOBAL ID:201003092922803291

電子機器、遊技機、主制御基板、周辺基板、認証方法および認証プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 昭徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-018143
公開番号(公開出願番号):特開2010-172490
出願日: 2009年01月29日
公開日(公表日): 2010年08月12日
要約:
【課題】主制御基板を認証するために用いる期待値を簡単な方法で補正し、かつ主制御基板から周辺基板に対する不正制御や、期待値および認証に関する情報の流用を防止すること。【解決手段】主制御基板310と、主制御基板310によって送信された制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺基板330とを備える電子機器において、主制御基板310は、周辺基板330に送信する制御コマンドが、はずれ状態の処理を実行させるコマンドである場合、主制御基板310から送信されたデータの照合に用いる期待値の補正データや主制御基板310を認証するための認証データ、認証データのダミーデータを付加する。周辺基板330は、ダミーデータを受信した場合は、そのまま主制御基板310を認証し、認証データを受信した場合は、補正された期待値を用いて主制御基板310を認証する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
制御コマンドを送信する主制御部と、前記主制御部によって送信された前記制御コマンドに基づいて所定の処理をおこなう周辺部と、を備える電子機器であって、 前記主制御部は、 前記周辺部に保持され、前記主制御部から送信されたデータの照合に用いる期待値を補正する補正処理のための補正データを生成する補正データ生成手段と、 前記主制御部を認証する認証処理のための認証データを生成する認証データ生成手段と、 前記認証データのダミーデータ(以下、「ダミー認証データ」という)を生成するダミー認証データ生成手段と、 前記周辺部に送信する前記制御コマンドが、大当たり状態にするか否かを抽選する大当たり抽選の抽選結果がはずれの場合の処理を当該周辺部に実行させるはずれコマンドである場合、前記補正データ生成手段によって生成された前記補正データを当該制御コマンドに付加する補正データ付加手段と、 前記補正データ付加手段によって前記補正データが付加された後に、前記周辺部に送信する前記制御コマンドが前記はずれコマンドである場合、前記認証データ生成手段によって生成された前記認証データを当該制御コマンドに付加する認証データ付加手段と、 前記補正データ付加手段または前記認証データ付加手段によって、前記補正データまたは前記認証データが付加された前記制御コマンド以外の制御コマンドに、前記ダミー認証データ生成手段によって生成されたダミー認証データを付加するダミー認証データ付加手段と、 前記補正データ付加手段によって前記補正データの付加された前記制御コマンド(以下、「補正データ付制御コマンド」という)、前記認証データ付加手段によって前記認証データの付加された前記制御コマンド(以下、「認証データ付制御コマンド」という)または前記ダミー認証データ付加手段によって前記ダミー認証データの付加された前記制御コマンド(以下、「ダミー認証データ付制御コマンド」という)を前記周辺部に送信する送信手段と、 を備え、 前記周辺部は、 前記主制御部によって送信された前記補正データ付制御コマンド、前記認証データ付制御コマンドまたは前記ダミー認証データ付制御コマンドを受信する受信手段と、 前記受信手段によって前記補正データ付制御コマンドを受信した場合、当該補正データ付制御コマンドを用いて前記周辺部に保持されている前記期待値を補正する補正手段と、 前記受信手段によって前記認証データ付制御コマンドを受信した場合、当該認証データ付制御コマンドを用いて算出された値が、前記補正手段によって補正された前記期待値と一致するか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段によって前記認証データ付制御コマンドを用いて算出された値と、前記期待値と、が一致すると判断された場合、前記主制御部を認証する認証手段と、 を備え、 前記認証手段は、前記受信手段によって前記ダミー認証データ付制御コマンドを受信した場合、前記主制御部を認証することを特徴とする電子機器。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (2件):
A63F7/02 326Z ,  A63F7/02 334
Fターム (2件):
2C088BC45 ,  2C088BC47
引用特許:
審査官引用 (22件)
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