特許
J-GLOBAL ID:201003094134864584

段付カップ状部品の成形装置及び成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人あいち国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-060810
公開番号(公開出願番号):特開2010-214381
出願日: 2009年03月13日
公開日(公表日): 2010年09月30日
要約:
【課題】カップ状素材の筒状部における材料を底部へ安定して流動させることができ、底部にボス部を有する段付カップ状部品を精度よく成形することができる段付カップ状部品の成形装置及び成形方法を提供すること。【解決手段】段付カップ状部品8の成形装置1は、絞り動作として、アウタパンチ3及びインナパンチ4によって、ダイス2に配置した板状素材に対して絞り加工を行ってカップ状素材を成形する。また、成形装置1は、再絞り動作として、アウタパンチ3をカップ状素材の底部822から後退させ、アウタパンチ3のパンチ先端部31とカップ状素材82の底部822との間に隙間71を形成した状態で、インナパンチ4及び加圧スリーブ5によってカップ状素材8の底部822にボス部83を成形する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
絞り加工によって板状素材からカップ状素材を成形し、該カップ状素材の底部に再絞り加工を行って、該底部から突出したボス部を成形する段付カップ状部品の成形装置において、 上記カップ状素材の外周側を成形する絞り穴部を形成したダイスと、 該ダイスにおける上記絞り穴部へ前進し、上記カップ状素材の内周側を成形するアウタパンチと、 該アウタパンチにおける中心穴に配置され、上記絞り穴部へ前進した上記アウタパンチから突出して、上記カップ状素材の底部に上記ボス部を成形するインナパンチと、 上記アウタパンチの外周側に配置され、上記カップ状素材の開口端部を加圧する加圧スリーブと、 上記ダイスにおける上記絞り穴部に連通し上記ボス部の外周側を成形する再絞り穴部に配置され、該再絞り穴部を進退するノックアウトと、 上記アウタパンチ、上記インナパンチ、上記加圧スリーブ及び上記ノックアウトを駆動する駆動源を制御する制御手段とを有しており、 該制御手段は、上記駆動源を制御することにより、上記アウタパンチ及び上記インナパンチを上記絞り穴部へ前進させ、該アウタパンチ及び該インナパンチによって、上記ダイスに配置した上記板状素材に対して絞り加工を行って上記カップ状素材を成形する絞り動作と、上記インナパンチによって上記カップ状素材の底部を加圧すると共に上記加圧スリーブによって上記カップ状素材の開口端部を加圧して、上記カップ状素材の底部に上記ボス部を成形する再絞り動作とを行うよう構成してあると共に、 該再絞り動作においては、上記インナパンチ及び上記加圧スリーブによって加圧を開始するとき、又は上記インナパンチ及び上記加圧スリーブによって加圧を行う途中に、上記アウタパンチを上記カップ状素材の底部から後退させる又は上記アウタパンチの加圧力を低下させ、この状態を維持して上記ボス部を成形するよう構成してあることを特徴とする段付カップ状部品の成形装置。
IPC (2件):
B21D 22/28 ,  B21D 53/26
FI (4件):
B21D22/28 J ,  B21D22/28 A ,  B21D22/28 G ,  B21D53/26 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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