特許
J-GLOBAL ID:201003096904100610
エンジンの廃熱回収装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
片山 修平
, 八田 俊之
, ▲高▼林 芳孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-300904
公開番号(公開出願番号):特開2010-127138
出願日: 2008年11月26日
公開日(公表日): 2010年06月10日
要約:
【課題】ランキンサイクルを利用し廃熱からエネルギーを回収するエンジンにおいて、エンジン始動の際、早期にエネルギー回収に有効な蒸気を発生し、エネルギーの回収を行うことを課題とする。【解決手段】エンジンの廃熱回収装置1は、エンジンの廃熱により蒸気化する冷媒が循環する冷媒通路4と、排気通路3内の排気と冷媒通路4内の冷媒と熱交換するように排気の流路と冷媒の流路が配置された過熱器5と、この過熱器5で蒸気化した冷媒蒸気が流入し、冷媒蒸気からエネルギーを回収する動力回収機6と、過熱器5の温度を計測する温度センサ10と、過熱器5内へ液相の冷媒を供給するポンプ8と、ECU9とを備え、このECU9は、温度センサ10が計測した温度に基づいて、ポンプ8へ冷媒の供給指令信号を切り替える。この廃熱回収装置1では、エンジン停止などによりポンプ8の運転が停止すると、過熱器5内の冷媒が抜き取られ、過熱器5内が空となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
エンジンの廃熱を作動流体へ付与し、作動流体を蒸気化させる蒸気発生手段と、
当該蒸気発生手段で蒸気化した作動流体が流入し、当該作動流体からエネルギーを回収する動力回収機と、
前記蒸気発生手段の温度を計測する温度計測手段と、
前記蒸気発生手段内の液相の作動流体量を調節する作動流体量調節手段と、
前記温度計測手段が計測した温度が目標温度より低い場合、前記蒸気発生手段内を空とし、前記温度計測手段が計測した温度が目標温度に到達した場合、前記蒸気発生手段内へ作動流体が供給されるように、前記作動流体量調節手段へ送信する指令信号を切り替える制御手段と、
を備えたことを特徴とするエンジンの廃熱回収装置。
IPC (3件):
F01K 23/10
, F02G 5/02
, F01N 5/02
FI (4件):
F01K23/10 Q
, F01K23/10 P
, F02G5/02 B
, F01N5/02 F
Fターム (5件):
3G081BA02
, 3G081BB10
, 3G081BC07
, 3G081DA03
, 3G081DA14
引用特許:
出願人引用 (3件)
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ランキンサイクル装置付き車両
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-348081
出願人:本田技研工業株式会社
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廃熱回収装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-003867
出願人:トヨタ自動車株式会社
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ランキンサイクル装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-069367
出願人:本田技研工業株式会社
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