特許
J-GLOBAL ID:201003097262469727

車両用シートの荷重検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 脩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-295255
公開番号(公開出願番号):特開2010-122033
出願日: 2008年11月19日
公開日(公表日): 2010年06月03日
要約:
【課題】起歪体に、軸部材の圧入による内部応力が生じることを抑制することができる車両用シートの荷重検出装置を提供する。【解決手段】歪ゲージG1、G2が貼付された起歪体20の穴21〜23に、軸部材30、40を圧入する。この軸部材30、40は、穴21〜23の一方開口側から穴21〜23に圧入される軸本体32、42と、軸本体32、42の一端側に一体的に設けられ穴21〜23に係合する頭部31、41とを備える。軸本体32、42は、起歪体20の穴21〜23より表面硬さが低く、穴21〜23により削り取られる削れ突起部32b、42bと、削れ突起部32b、42bの周方向に隣接して設けられ穴21〜23との間で相互に圧力を付与しない非圧入部32a、42aとを備える。起歪体20と軸部材32、42の間であって穴21〜23の一方開口側に設けられ、削れ突起部32b、42bの削れた部分を収容する逃がし空間が形成される。【選択図】図6
請求項(抜粋):
車両のフロアにシートを固定するためのフロア側固定部材とシート側固定部材との間に介在され、前記シートに着座している乗員の荷重を測定する車両用シートの荷重検出装置において、 前記フロア側固定部材および前記シート側固定部材の少なくとも一方に固定される軸部材と、 穴を備え、前記穴に前記軸部材が圧入されることにより前記軸部材に固定される起歪体と、 前記起歪体に貼付される歪ゲージと、 を備え、 前記軸部材は、前記穴の一方開口側から前記穴に圧入される軸本体と、前記軸本体の一端側に一体的に設けられ前記穴に係合する頭部と、を備え、 前記軸本体は、前記起歪体の前記穴の表面硬さより表面硬さが低く形成され前記軸本体を前記穴に圧入する際に前記穴により削り取られる削れ突起部と、前記削れ突起部に対して前記軸本体の周方向に隣接して設けられ前記軸本体を前記穴に圧入する際に前記穴との間で相互に圧力を付与しない非圧入部と、を備え、 前記起歪体と前記軸部材の間であって前記穴の一方開口側に設けられ、前記削れ突起部の削れた部分を収容する逃がし空間が形成されることを特徴とする車両用シートの荷重検出装置。
IPC (4件):
G01G 19/12 ,  G01G 19/52 ,  B60N 2/44 ,  F16B 9/00
FI (4件):
G01G19/12 A ,  G01G19/52 F ,  B60N2/44 ,  F16B9/00
Fターム (5件):
3B087DE08 ,  3J023AA01 ,  3J023BA01 ,  3J023BB01 ,  3J023CA14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 可変空間
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-099845   出願人:東陶機器株式会社
審査官引用 (3件)
  • 荷重検出装置を備えた車両用シート装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-268521   出願人:アイシン精機株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 車輪用軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-352786   出願人:NTN株式会社
  • 歪センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-279936   出願人:松下電器産業株式会社

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