特許
J-GLOBAL ID:201003097872190821

大入熱時でのHAZ靱性に優れた低硫厚板鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 安田 敏雄 ,  安田 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-291321
公開番号(公開出願番号):特開2010-116610
出願日: 2008年11月13日
公開日(公表日): 2010年05月27日
要約:
【課題】溶接による大入熱時の状況下においても、非常にHAZ靱性が優れているものにする。【解決手段】取鍋精錬においてスラグSの組成を所定の成分とした上で、スラグSの厚みを200mm以上400mm以下とする。スラグSの融点とスラグSの厚みとの関係を所定の式を満たすものとする。溶鋼2のAl濃度を0.01%以上に保った状態で15W/ton以上60W/ton以下で攪拌する。溶鋼2を昇温させる際の還流量を100ton/min以上200ton/min以下として10min以上攪拌する。Al投入量を0.5kg/ton以上2.0kg/ton以下とする。酸素吹き付け量を0.4Nm3/ton以上2.0Nm3/ton以下とする。昇温後は、還流量を100ton/min以上200ton/min以下として5min以上攪拌する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
C=0.02〜0.20質量%、Si=0.5質量%以下(0%を含まない)、Mn=1.0〜2.0質量%、P=0.02質量%以下(0%を含まない)、S=0.002質量%以下(0%を含まない)、Ti=0.005〜0.05質量%、Al=0.01〜0.1質量%、N=0.002〜0.010質量%、T.O=0.0025質量%以下(0%を含まない)を満たす低硫厚板鋼板を製造するにあたり、 転炉から取鍋へ出鋼した溶鋼にArガスを吹き込んで溶鋼を攪拌して脱硫処理を行う取鍋精錬工程では、 i)脱硫工程の終了時点でのスラグの組成を、CaO=45質量%以上60質量%以下、Al2O3=25質量%以上40質量%以下、SiO2=15質量%以下、MgO=4質量%以上、T.Fe+MnO=5質量%以下とすると共に、 ii)スラグの厚みを200mm以上400mm以下とし、 iii)当該スラグの融点とスラグの厚みとの関係を式(1)を満たすものとし、
IPC (7件):
C21C 7/064 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/10 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58 ,  B22D 1/00
FI (8件):
C21C7/064 Z ,  C21C7/00 J ,  C21C7/10 A ,  C21C7/10 J ,  C22C38/00 301B ,  C22C38/14 ,  C22C38/58 ,  B22D1/00 B
Fターム (13件):
4K013AA07 ,  4K013BA05 ,  4K013BA14 ,  4K013CA02 ,  4K013CE01 ,  4K013CE05 ,  4K013CF01 ,  4K013CF13 ,  4K013DA05 ,  4K013DA08 ,  4K013DA12 ,  4K013DA13 ,  4K013FA05
引用特許:
出願人引用 (2件)

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