特許
J-GLOBAL ID:201003098145714865

PET検出器の光量出力を補正する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-002360
公開番号(公開出願番号):特開2010-160045
出願日: 2009年01月08日
公開日(公表日): 2010年07月22日
要約:
【課題】DOI検出器等のPET検出器のエネルギー補正係数を高精度でまたは高速に算出できる方法を提供する。【解決手段】(1)基準線源からPET検出器の検出面にγ線を照射し、光電子増倍管からの光量に関する出力信号を収集する。(2)収集した出力信号に基づき2次元位置マップ上に光電吸収イベントを投影し、位置LUTを参照して、γ線と相互作用したシンチレータ結晶を識別する。(3)収集した出力信号を蓄積し、シンチレータ結晶それぞれにおける光量スペクトルを取得する。(4)光量スペクトルのピーク位置を小数点以下まで求め、エネルギー補正係数を算出し、エネルギー補正係数を用いてエネルギー補正LUTを作成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
シンチレータ結晶の2次元的配列からなるシンチレータアレイを1段または複数段有するシンチレータブロックと、前記シンチレータブロックに光結合された少なくとも1本の光電子増倍管とから構成されたPET検出器の光量出力を補正する方法であって、 (1)基準線源から前記PET検出器の検出面に放射線を照射し、前記光電子増倍管からの光量に関する出力信号を収集するステップと、 (2)収集した前記出力信号に基づき放射線の入射位置を求めるための2次元位置マップを作成し、放射線と相互作用したシンチレータ結晶を識別するステップと、 (3)前記放射線と相互作用したシンチレータ結晶毎の光量に関する情報を蓄積した光量スペクトルを取得するステップと、 (4)前記光量スペクトルのピークチャンネルを小数点以下まで求め、その光量ピークが前記基準線源からの放射線に固有のエネルギーに対応するとして、光量出力をエネルギー出力に変換するためのエネルギー補正係数を算出し、前記エネルギー補正係数に基づいてエネルギー補正ルックアップテーブルを作成するステップと、を有することを特徴とする方法。
IPC (2件):
G01T 1/161 ,  G01T 1/20
FI (2件):
G01T1/161 A ,  G01T1/20 J
Fターム (6件):
2G088EE02 ,  2G088FF07 ,  2G088GG18 ,  2G088JJ02 ,  2G088LL05 ,  2G088LL28
引用特許:
出願人引用 (5件)
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