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J-GLOBAL ID：201102201898383623   整理番号：11A0097196

シラン系表面含浸材の含浸深さおよび物質透過抵抗性に関する研究

著者 (4件)： 田中博一 (清水建設 技研 社会基盤技セ) ,  浦野真次 (清水建設 技研 社会基盤技セ) ,  栗田守朗 (清水建設 技研 社会基盤技セ) ,  宮川豊章 (京大 大学院工学研究科)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 10  ページ： 399-404  発行年： 2010年10月29日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 3種類の高濃度シラン系表面含浸材を用いて,基盤コンクリートのW/C,塗布前の養生条件,塗布材齢を要因とし,それらが含浸深さ,透水及び中性化に対する抵抗性に及ぼす影響を調べた。その結果,1)含浸材A,含浸材Bの含浸深さはW/C50%,W/C55%では同等であったが,W/C45%では半分程度であり,含浸材Cの含浸深さはW/Cによらずほぼ一定であること,2)含浸材の種類によらず,塗布前の養生条件及び塗布材齢が含浸深さに及ぼす影響は大きいこと,3)含浸材の種類によらず,最終的な含浸深さは塗布後1日で得られること,などが分かった。

シソーラス用語： *コンクリート ,  *表面改質 ,  含浸 ,  シラン ,  深さ ,  水セメント比 ,  濃度依存性 ,  養生 ,  材令 ,  塗布 ,  透水性 ,  中性化 ,  水中 ,  封緘 ,  圧縮強さ ,  含水量 ,  大気中 ,  経時変化 ,  物質移動

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (5件)：

• 榊原弘幸: コンクリート用表面含浸材の活用-最近の動き-, セメント・コンクリート, No.747, pp. 46-50, 2009. 5
• 田中博一, 滝本和志, 栗田守朗: 表面改質材を用いたコンクリートの耐久性向上に関する基礎的研究, コンクリート工学年次論文集, Vo. 1. 30, No.2, pp. 667-672, 2008
• 細田暁, 今野拓也, 松田芳範, 小林薫: シラン系表面含浸材を用いた最適な表面保護システムのための基礎的研究, 土木学会論文集 E, Vol.64, No.2, pp. 323-334, 2008. 5
• 土木学会: 表面保護工法設計施工指針 (案), コンクリートライブラリー119, 2005. 4
• 榊原弘幸他: アルコキシシラン系表面含浸材によるコンクリートの耐久性向上に関する研究, 土木学会第63回年次学術講演会, 5-324, pp. 647-648, 2008

タイトルに関連する用語 (6件)： シラン系表面含浸材 ,  含浸深さ ,  物質 ,  透過 ,  抵抗性 ,  研究