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J-GLOBAL ID：201102202123043490   整理番号：11A0711609

聴覚障がい者のためのモバイル型遠隔情報保障システムに関する評価

著者 (11件)： 三好茂樹 (筑波技大 障害者高等教育研究支援セ) ,  河野純大 (筑波技大 産業技術) ,  白澤麻弓 (筑波技大 障害者高等教育研究支援セ) ,  磯田恭子 (筑波技大 障害者高等教育研究支援セ) ,  蓮池通子 (筑波技大 障害者高等教育研究支援セ) ,  小林正幸 (筑波技大 障害者高等教育研究支援セ) ,  小笠原恵美子 (長野サマライズセ) ,  梅原みどり (ソフトバンクモバイル) ,  金澤貴之 (群馬大 教育) ,  中野聡子 (東大 先端科学技術研究セ) ,  伊福部達 (東大 先端科学技術研究セ)
資料名： ヒューマンインタフェース学会研究報告集(CD-ROM)  (Correspondences on Human Interface (CD-ROM))
巻： 12  ページ： VOL.12NO.3,1-6  発行年： 2010年 
JST資料番号： L3606B  ISSN： 2185-9329  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 聴覚障がい者のためのモバイル型遠隔情報保障システムを携帯電話iPhone 3G/4Gを使って構築した。本稿では,モバイル型遠隔情報保障システムの構成を示し,主たるシステム面での特徴(字幕表示と音声通話を同時に1台の携帯電話で実施する)について述べた。さらに,実際の情報保障現場で本システムを運用した経験を有する情報保障者に対してアンケートを実施して,システムの評価を行った。その結果,年齢や利用環境の異なる聴覚障がい者の情報保障を通して,情報保障者が聴覚障がい者にとって利点が大きいと感じる環境条件は,屋内外問わず移動を伴う状況下であること,セキュリティの問題では,各団体のローカルネットワークに関する方針上,情報保障に関する理解が得られない場合も少なくないが,本システムの利用によって,このような問題を回避することができること,等を明らかにした。

シソーラス用語： 身体障害者 ,  聴覚障害 ,  情報利用 ,  アクセシビリティ ,  携帯端末 ,  *携帯電話 ,  遠隔教育 ,  学校教育 ,  *ヒューマンインタフェイス ,  アンケート ,  システム評価 ,  心身障害者 ,  *聴覚障害者 ,  *情報保障 ,  被験者実験
準シソーラス用語： iPhone ,  字幕

分類 (2件)： 人間機械系  (IB03000G) ,  移動通信  (ND08030H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 聴覚障がい者 ,  モバイル ,  情報保障 ,  評価