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J-GLOBAL ID：201102204441429678   整理番号：11A0130082

ISS搭載MAXI/SSCの軌道上の性能

In-Orbit Performance of the MAXI/SSC onboard the ISS

著者 (7件)： TSUNEMI Hiroshi (Osaka Univ., Osaka) ,  TOMIDA Hiroshi (JAXA, Ibaraki) ,  KATAYAMA Haruyoshi (JAXA, Ibaraki) ,  KIMURA Masashi (Osaka Univ., Osaka) ,  DAIKYUJI Arata (Univ. Miyazaki, Miyazaki) ,  MIYAGUCHI Kazuhisa (Hamamatsu Photonics K.K., Hamamatsu) ,  MAEDA Kentaro (Hamamatsu Photonics K.K., Hamamatsu)
資料名： Publications of the Astronomical Society of Japan  (Publications of the Astronomical Society of Japan)
巻： 62  号： 6  ページ： 1371-1379  発行年： 2010年12月25日 
JST資料番号： G0279A  ISSN： 0004-6264  CODEN： PASJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 国際宇宙ステーション(ISS)搭載CCDカメラ(MAXI/SSC)の軌道上の性能を報告した。2009年8月に委託された。これはX線CCDを動作させる最初の全天サーベイミッションである。これは32枚の1インチ正方形のCCDから構成され,1.5°×90°の視野を持つスリットカメラであり,ISSの回転の通りに天空を走査する。SSCのCCDはPeltier冷却器,ループ加熱パイプ,及び放射器を組み合わせて約-60°Cの動作温度まで冷却される。CCDの標準観測モードは並列加算モード(64ビニング)である。CCDは太陽が視野(FOV)の近くにあるとき検出効率を約30%まで減らすエッジグローを被るが,CCDは正しく機能する。CCDの性能はMn-KのX線とCu-KのX線の両方で連続的に監視される。点源だけではなく拡がった線源の多くを検出した。実効観測時間が不足していることから,拡張放射解析抽出過程を得るためには更なる観測時間が必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 飛行試験 ,  宇宙ステーション ,  *CCDカメラ ,  *X線カメラ ,  エネルギー分解能 ,  高分解能 ,  ヒートパイプ ,  Peltier効果 ,  放射器 ,  X線望遠鏡 ,  X線スペクトル ,  *宇宙X線源 ,  性能評価
準シソーラス用語： 軌道上試験 ,  *全天X線監視装置MAXI ,  ループヒートパイプ

分類 (2件)： 宇宙線・天体物理観測技術  (DB01000N) ,  宇宙線起源  (DB02020Q)

引用文献 (21件)：

• Burke, B. E., Mountain, R. W., Harrison, D. C., Bautz, M. W., Doty, J. P., Ricker, G. R.,& Daniels, P. J.1991, IEEE Trans.Electron. Devices., 38, 1069
• Gehrels, N., et al., 2004, ApJ, 611, 1005
• Hiraga, J., Tsunemi, H.,& Miyata, E.2001, Jpn. J. Appl. Phys., 40, 1493
• Katayama, H., Tomida, H., Matsuoka, M., Tsunemi, H., Miyata, E., Kamiyama, D.,& Nemes, N.2005, Nucl. Instrum. Methods Phys.Res., Sect. A., A541, 350
• Kirsch, M. G. F., et al.2005, Proc. SPIE, 5898, 22

タイトルに関連する用語 (3件)： ISS ,  MAXI ,  軌道