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J-GLOBAL ID：201102205349858984   整理番号：11A1257771

ポスト3.11時代の科学技術コミュニケーション 社会は原子力専門家を信頼できるのか

著者 (1件)： 八木絵香 (大阪大 コミュニケーションデザイン・セ)
資料名： ΑΤΟΜΟΣ  (Journal of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 53  号： 8  ページ： 546-549  発行年： 2011年08月01日 
JST資料番号： G0154A  ISSN： 1882-2606  CODEN： NGEGAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 3月11日以降,「社会に信頼されるためには何が必要か」と考える原子力専門家は少なくないだろう。しかし今は何を語っても,それだけでは信頼されないという前提からすべてを考え直すしかない。原子力の問題を,専門家主導の科学技術理解増進の観点でとらえるのではなく,科学に問うことはできるが,科学(だけ)では答えることのできない問題,すなわち「トランス・サイエンス(trans-science)」の課題としてとらえ直すという観点から,解説を加える。(著者抄録)

シソーラス用語： *原子炉事故 ,  発電所 ,  学協会 ,  *意識 ,  原子力工学 ,  社会的責任 ,  *コミュニケーション ,  福島第一原子力発電所 ,  *職業意識
準シソーラス用語： *専門家意識 ,  *科学技術コミュニケーション

分類 (3件)： 科学技術政策・制度・組織  (MA01020P) ,  社会問題  (MA01070S) ,  原子炉安全一般  (MD06010W)

引用文献 (6件)：

• 日本原子力学会. 国民の皆様へ 東北地方太平洋沖地震における原子力災害について. http://www.aesj.or.jp/information/tohokueq20110318.pdf
• 永宮正治. 東日本大震災に際して (2011年3月22日). 物理学会誌. 2011, 66, 5, 337
• 土木学会長・地盤工学会長・日本都市計画学会長共同緊急声明. http://committees.jsce.or.jp/2011quake/taxonomy/term/74
• 八木絵香. 対話の場をデザインする-科学技術と社会のあいだをつなぐということ. 2009
• 34学会会長声明「日本は科学の歩みを止めない-学会は学生・若手と共に希望ある日本の未来を築く-」. http://www.ipsj.or.jp/03somu/teigen/seimei20110427.html

タイトルに関連する用語 (4件)： 科学技術コミュニケーション ,  社会 ,  原子力 ,  信頼